生島ヒロシ次男が主演の米短編映画 コロナ蔓延で制作中止…生島翔「すごく残念 悔しいです」

　フリーアナウンサー生島ヒロシ（69）の次男で、俳優やダンサーとして活躍する生島翔（34）が新型コロナウイルスの世界的蔓延を受け、主役を務めるはずだった米短編映画「RESCUED」の制作が中止になった。16日、所属事務所が発表した。

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　生島は15歳の時に単身渡米。ニューヨーク大学・ティッシュ・スクールオブジアーツで学んだ卓越した英語力とコンテンポラリーダンスで鍛えた身のこなしが武器だ。動画配信サイト「ネットフリックス」から日本を含む世界190カ国で配信された「DARC」（ジュリアス・ナッソー監督、98年公開）で準主役ハリウッド・デビューを果たした。今作は、生島演じる主人公が誤って崖から転落し、山中での自殺を考えていた女性山岳隊員に助けられたことがきっかけで、女性隊員が自身の人生についても見直すという筋立て。

　ロサンゼルス在住の友人の紹介で2月前半にオーディションを受けて合格、インターネット電話「スカイプ」を使って打ち合わせや本読みをし、4月中旬からのクランクインを心待ちにしていた。生島は「すごく残念で、悔しいです。低予算のショートフィルムとは言え、楽しみにしていましたので‥。一刻も早くコロナ禍が収まることを願っています」とコメントした上で「DARCに出演して、大きな一歩を踏み出しましたが、まだまだです。今年はオリンピックイヤー。世界との架け橋になりたい」と語った。