木村拓哉「グランメゾン東京」最終回を及川光博と振り返る「出演者たちが“現場力”を出したよね」

引用元:TOKYO FM+
木村拓哉「グランメゾン東京」最終回を及川光博と振り返る「出演者たちが“現場力”を出したよね」

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。3月のゲストには、歌手で俳優の“ミッチー”こと及川光博さんが登場。3月15日(日)の放送では、リスナーから寄せられたメッセージに答えました。

◆木村「みんな“現場力”を出した」

<リスナーからのメッセージ>
「フランスで日本人の方が三つ星を獲得されましたね。木村さんは、このニュースをご覧になられましたか? ぜひ感想を聞いてみたいです。ちなみに私は「グランメゾン東京」ロスです。寂しくて録画したドラマを観たり、ノベライズを読んだり……また続編でドラマの人たちの姿を観られたらと願っています!」(39歳 女性)

フランス・パリの「Restaurant Kei(レストラン・ケイ)」でオーナーシェフをつとめる小林圭さんは、42歳にして、フランス版の「ミシュランガイド」で、日本人初となる三つ星を獲得しました。そんな偉業をニュースで観たという及川さんは「タイムリーだよね!」と声を上げます。

そして2人は、鈴木京香さん演じる早見倫子が三つ星シェフとなった最終回でのクライマックスシーンを振り返ります。木村演じる尾花夏樹、及川さん演じる相沢瓶人、沢村一樹さん演じる京野陸太郎ら「グランメゾン東京」の一員が、三つ星の獲得をそれぞれの思いで受け止め、演じていた会場でのシーンは「リアクションもそれぞれ違うし、みんなしっかり役に入り込んでいたなと思う」と及川さん。

倫子シェフがスピーチをするシーンは何テイクも撮ったそうで、「自慢じゃないけど(僕が演じた)相沢瓶人さんは撮るたびにちゃんと泣けたの。台本を読んでいてさ、三つ星取れることなんてわかっていたのに、それでも泣けてくるのね」と振り返ります。今でも最終回を観返すたびに「フィードバックしてきて、また泣けちゃうんだよね」と笑います。

木村も「もちろん脚本力っていうのはあると思うんだけど、そこに監督の演出力も加わって、実際に各々のキャラクターを担っていた出演者たちが“現場力”を出したよね」と手応えを語りました。

ドラマの打ち上げでは、みんなで最終回の映像を観たそう。木村の隣の席で観ていた及川さんは、「最後に、(尾花が)倫子さんに『旨かった』って言って、音が一瞬消えて“三つ星”ってするシーンがあったじゃない!? あれはズルい! あのとき俺、抱きついちゃったもんね、たっくんに(笑)。“三つ星”ってポーズのときに」と、自ら嬉しそうにエピソードを明かします。