芸能界はコロナ大丈夫?心配させられる取材現場も…

引用元:日刊スポーツ

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

新型コロナウイルス感染拡大の影響で芸能界もイベント中止や延期など大混乱となっている。数少ない開催されるイベントでは、マスクや消毒用のアルコールを配布するなどして、一般のお客さんを入れないで、タレントとメディアだけの取材会というような形が増えてきている。

取材先が減ると、紙面制作などの面でなかなか厳しくなるため、この状況でのイベントは大変助かるのだか、たまに心配になる現場もある。マスク不足やアルコール類の品薄が長期化しているため、配布のない現場もちらほらと出てきた。マスクに関しては効果について諸説あり、何ともいえないが、やはり感染者がマスクをしないでその場を訪れた際、マスクを強制的に配布することで拡散が防げるならば、それにこしたことはない。

また、取材現場もまちまちだ。風の抜ける場所などなら良いが、狭いスタジオとかになると最悪だ。先日、そんな感じのスタジオに満員電車に近いような状態ですし詰めにされ、フォトセッションやら囲み取材を30分近くさせられた。取材者はほぼ全員、マスクをしていたが、タレントはマスク着用なし。関係者など合わせて30人近くが密室で濃厚接触という劣悪な環境だった。イベントの性質上、仕方ないのだろうが、拡大が止まらなくなっている現在、取材にもさらなるコロナ対策が必要になりそうだ。