北大路欣也「孫に鍛えられながら撮影できました」桑名愛斗と感無量の「アライブ」クランクアップ

引用元:スポーツ報知
北大路欣也「孫に鍛えられながら撮影できました」桑名愛斗と感無量の「アライブ」クランクアップ

 女優・松下奈緒(35)主演のフジ系ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(木曜・後10時)で、松下演じる主人公・心の義父、恩田京太郎を演じた北大路欣也(77)と、心の息子・漣を演じた桑名愛斗(8)が、19日の最終回を前にクランクアップを迎えた。

 同作は日本のテレビドラマとして初めて腫瘍内科を舞台にし、圧倒的にリアルながん治療の現状を取り扱う、医療ドラマとして全く新しい意欲作であると同時に、腫瘍内科医の恩田心(松下)と、木村佳乃(43)が演じる消化器外科医の梶山薫という2人の女性医師を中心に、がん治療の最前線で闘う医師と患者の姿を、あふれるほど情感豊かに描く、メディカル・ヒューマンドラマ。

 まず、クランクアップを迎えたのは北大路。最後のシーンは、心と漣と共に薫の見舞いに訪れるシーン。全てを撮り終え「北大路欣也さん、オールアップです」とスタッフから声が上がると、盛大な拍手とともに、松下から花束が贈られた。役作りにおいて、髪形を自身初のかき上げヘアにして挑んだ北大路。「初めて演じた役柄で戸惑いもありましたが、慣れてきたかなと思ったら終わりを迎えてさみしいです。ドラマの中の家族たちに支えられ、励まされ、時にかわいい孫の漣くんに鍛えられながら撮影することができました。この作品の患者さんに寄り添う姿勢に感動しました。明るい希望を感じられる、そんな作品に携われたことが幸せです」と、撮影の日々を振り返るように感慨深げにあいさつを行った。

 続いて桑名の最後の撮影は、桜が舞う中、進級した漣が友達と登校するシーン。最後のカットを撮り終えると、“心ママ”がサプライズで登場。この日は午後からの撮影予定だった松下だが、“最愛の息子”のために予定を早めて収録現場に駆けつけた。桑名は「撮影楽しかったです。ありがとうございました!」と笑顔であいさつを行った。そして、桑名からもサプライズプレゼントとして、松下や監督らに直筆の手紙を渡し、現場には満開の桜のような笑顔が咲いた。 報知新聞社