NHKのスタジオもコロナ対策 桑子アナ「少し離れてお伝えしていきます」

引用元:東スポWeb

 ニュースを伝えるNHKのスタジオでも、新たな新型コロナウイルス対策が始まった。

「おはよう日本」で午前6時から出演の高瀬耕造アナウンサーが30日、冒頭で「新型コロナウイルスの感染を防ぐためには一定の距離を保つことが大事だということで、私たち2人もこれまでより少し、離れて、しばらくの間、お伝えしていきます」と身ぶりを交えて告知した。

 画面右手の高瀬アナが右手をやや広げると、隣に立つ桑子真帆アナは視線をその手にやり、自身の左腕を体に引き寄せて高瀬アナとの「距離」をアピール。両者の間は数十センチ開いていた。

 これまでの放送ではメインのアナ2人のほか、スポーツなど各コーナーの担当アナも午前6時の冒頭で一緒に並んでいたのが、この日は高瀬、桑子両アナだけに。感染対策で進められている「密」状態の解消を、公共放送として実践してみせた。

 テレビ界ではこの日から実質的な新年度入りの局も。夜の「ニュースウオッチ9」に出演していた桑子アナは、「おはよう日本」の和久田麻由子アナと入れ替わる形で朝の時間帯に。初出演にあたって「お出かけ前のアップデート。そのお手伝いができたらと思っています」と抱負を語った。