『ケイジとケンジ』ケンカの絶えなかった二人が最終回で団結

引用元:オリコン
『ケイジとケンジ』ケンカの絶えなかった二人が最終回で団結

 俳優の桐谷健太と東出昌大がダブル主演を務める、テレビ朝日系木曜ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』はきょう12日(後9:00~9:54)に最終回を迎える。

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 昔ながらの気質(!?)で走り出したら止まらない“元体育教師の異色な刑事”仲井戸豪太(桐谷)と、頭脳明晰すぎて逆にズレている(!?)“東大卒の頭でっかちな超エリート検事”真島修平(東出)という、学歴も身分も収入も資格も捜査方針もまったく違うバディが事件に挑み、衝突しながらも少しずつ成長してきた。

 最終回(第9話)では、半グレ集団の幹部が殺される事件が発生する。遺体の胸元にある火傷の痕を見た桜木署の刑事・仲井戸豪太(桐谷)は、犯人が身元を隠ぺいするためタトゥーを消そうとしたのだと推測。これを重要視した横浜地方検察庁みなと支部の検事・真島修平(東出)は、「3人組の犯人を見た」という第一発見者の証言と照らし合わせ、ある仮説を立てる。その目の付けどころを部長検事・樫村武男(柳葉敏郎)は評価。修平にこの事件を担当させることにする。

 まもなく豪太は、先だって決闘罪で送検した男たちの一人・澤登大介(木村龍)から重要な証言を引き出す。なんと殺された男は半グレ集団「ベイシャークス」の幹部で、その集団のリーダーこそ桜木署が児童虐待容疑で追っている男・久我山勝也(桐山漣)だった。

 この捜査を突破口にして、「社会と若者たちの未来を脅かす半グレ集団の壊滅」を目指す豪太。そんな彼に共鳴した修平は、捜査の主導権を握る神奈川県警捜査一課長・見城長一郎(池田成志)をいなし、桜木署が中心となって捜査を進めるよう指示する。

 相変わらずの小競り合いや衝突はありつつも、心から同じ方向を向いて走り出す豪太と修平。彼らは身長だけではない正真正銘のビッグ・バディとして大きな飛躍を遂げることができるのか。桜木署の刑事・目黒元気(磯村勇斗)と毛利ひかる(今田美桜)恋の行方も気になるところだ。