オジー・オズボーン、これまでのキャリアを凝縮した「Ordinary Man」MVを公開

引用元:Billboard JAPAN
オジー・オズボーン、これまでのキャリアを凝縮した「Ordinary Man」MVを公開

 10年ぶりのアルバム『オーディナリー・マン』を発表したばかりのオジー・オズボーンが、アルバム表題曲「オーディナリー・マン feat. エルトン・ジョン」のミュージック・ビデオを公開した。

 幼少期からブラック・サバス時代、そしてソロ・キャリアを通して歩んできたこれまでのオジーの人生における印象的な場面を、本人所有の貴重な秘蔵写真や映像などを使いドキュメンタリーとして総まとめした作品で、それをオジーがひとり映写室で感慨深く見入っている設定となっている。

 この映像から伝わってくるのは、「馬鹿なことをたくさんやってきたが、いつだって一番大切にしてきたのは、愛する家族、ステージ、そしてファンなんだ」というオジーのメッセ―ジ。曲の歌詞にある「さよならは言いたくない。それでお前の気が済むにせよ、すべてお前のためにしてきたんだ」「色褪せても俺を忘れないでくれ。明かりが消えれば空っぽのステージが残るだけ」「俺は悪い男だった。お袋を泣かせておいて、なぜ今も生きているのか分からない。でも正直言って月並みな男で終わりたくはないんだ」とリンクした、まさに“オジー・オズボーン”というひとりの男、父親、そしてアーティストとしての偽らざる心情を映し出した内容となっている。

 なお、アルバム『オーディナリー・マン』は世界各国で好評を博しており、全米・全英ともにアルバム・チャートで初登場3位とキャリア最高位を記録している。

◎リリース情報
アルバム『オーディナリー・マン』
2020/2/21 RELEASE
SICP 31355 / 2,500円(plus tax)
※日本盤限定ボーナス・トラック収録、高品質Blue-spec CD2仕様