稲垣吾郎「スカーレット」好演に続くか ジャニーズ退所組の気になる今後

稲垣吾郎「スカーレット」好演に続くか ジャニーズ退所組の気になる今後

 スピンオフ週間が終了し、3月2日から本編に戻ったNHK朝ドラ「スカーレット」。〈その展開だけはやめてほしい〉と多くの視聴者が願っていたにもかかわらず、主人公・喜美子(戸田恵梨香)の一人息子・武志(伊藤健太郎)が白血病であることが判明。ネット上には〈せめて死なせないで〉の声も多い。

 武志の体調が悪くなり、喜美子と共に病院を訪れることになった3月1週目。そんな展開ながらも、4日放送回の平均視聴率は20.1%、5日は20.0%と2話連続で20%の大台を記録した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 視聴率が好調な背景には「やはり稲垣吾郎さんの登場があるでしょう」と、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏はこう話す。

「武志の主治医となる医師・大崎役での出演が決定したと発表された時から、ネット上は〈吾郎ちゃんが見られる〉と大いに沸きました。ジャニーズ事務所を退所する際にはあれこれありましたからね。まさか地上波、しかも朝ドラで出会えるなんて!?と驚いた視聴者は多いはず」

 2017年9月にジャニーズ事務所を退所した稲垣をCM以外の地上波、それも連ドラで見るのは確かに久しぶりだ。退所後も「ゴロウ・デラックス」(TBS系)は、しばらく続いたものの19年3月には終了に。

「19年2月に公開された映画『半世界』や同年8月の舞台『君の輝く夜に』に主演するなどして途切れることなく仕事をこなしている稲垣さん。SMAPだった頃は息つく暇もないような毎日だったでしょうから、本人としては今はマイペースでいい感じなのかもしれませんが、ファンは地上波でもっと姿を見たいのが本音でしょう」(山下真夏氏)

 それだけに今回の朝ドラは〈待ってました!〉とファンの喜びもひとしお。ただ、稲垣が地上波ドラマに出たとなると、気になるのは他の「新しい地図」のメンバー、草彅剛(45)と香取慎吾(43)の今後だ。

「特にドラマ出演を熱望されるのは、草彅さんでしょう。彼の演技力はSMAP時代から評価が断トツで高いですし、主演ドラマはどれも評判が良かった。いい人から不気味な役まで幅広くこなす役者で、数々の人気ドラマに主演していたというのに、今のこの状況はあまりにも不自然です」(制作会社関係者)

 ジャニーズ退所組といえば、錦戸亮(35)は今年2月、〈何にも気にしないで馬鹿なふりして気軽に連絡くれればいいのにな〉とツイート。錦戸も、かつては連ドラの常連。それだけに、今の状況は本人も歯がゆいものがあるだろう。

「錦戸はライブで稼ぐという計算が、新型コロナウイルスの影響で狂ってしまった。ツイッターはおそらく、かつてドラマを共に作りあげてきたスタッフに向けてのつぶやきでしょう。草彅は“雪解け”ですが、錦戸は強力な“応援団”でも現れない限り、しばらく地上波は厳しいでしょう」(芸能プロ関係者)

 稲垣が切り開いた地上波ドラマ出演の道に、錦戸も続けるか……。