デヴィ夫人、傘寿記念展覧会で「波瀾万丈の人生」の貴重な品々 無事開催に安堵「とても感謝しています」

引用元:中日スポーツ
デヴィ夫人、傘寿記念展覧会で「波瀾万丈の人生」の貴重な品々 無事開催に安堵「とても感謝しています」

 タレントとして活躍中のなどデヴィ夫人の傘寿(80歳)を記念した「デヴィ・スカルノ展 わたくしが歩んだ80年」と題した初めての展覧会が10日、東京・銀座松屋で始まり、デヴィ夫人が会場で取材に応じた。

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 東京・港区に生まれ、戦争中は福島県浪江町に疎開していたデヴィ夫人の人生を、200点以上の貴重な品々で振り返る内容。入り口には、高級家具が置かれた自宅サロンが再現されている。

 デヴィ夫人は、「皆さんはテレビに出ている私しか知らないと思うんですけど、私が波瀾(はらん)万丈の人生をどうやって生き抜いてきたか、ちょっとでも知っていただいて参考にしていただけたら」と話した。

 来日時に見初められて結婚したインドネシアのスカルノ大統領から送られた直筆の手紙やニナ・リッチ、森英恵、バレンチノら有名デザイナーが50~60年前に制作したドレスなどが展示されている。118カラットのエメラルドなどの宝石類、藤田嗣治、マリー・ローランサン、東郷青児ら有名画家の絵画コレクション、自作の絵画も。

 「いつかこんな日が来るかもしれない」と思って茶箱5つに保管してきた品から厳選したという。

 新型コロナウィルスの感染予防のため次々とイベントなどが中止・延期になる中、「開催することができてとても感謝しています」とホッとした表情を見せた。18日まで(入場料は一般1200円など)。地方での開催も予定中という。