マヂカルラブリー野田、ゲームネタでネット支持獲得 賞金500万円は「雑に使います」

マヂカルラブリー野田、ゲームネタでネット支持獲得 賞金500万円は「雑に使います」

 一人芸の頂点を決める「R-1ぐらんぷり2020」決勝大会が8日に行われ、初優勝を果たしたお笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(33)が大会終了後、都内で報道陣の取材に応じた。

 コンピューターで自らプログラムしたスマホゲームアプリ風の画面を使い、シュールな笑いをとった。勝因はゲームという題材がネットと親和性が高かったことを挙げ、「リアルに言うと、ネットの投票がけっこう強めに入ったからだと思います。ネタの内容がゲームだったので、ネットの方に響いたのでは」と分析した。

 新型コロナウイルス感染防止のため、大会史上初めてスタッフ、関係者以外無観客で行われた。「お客さんがいないので、審査員の方を笑わせるつもりで頑張ってきました」と無観客対策を明かした。さらに「今回はスタッフさんがいましたけど、完全なる無観客のネタ番組があって、そういうのでメンタルが鍛えられた。『あらびき団』っていうんですけどね」と笑わせた。

 優勝賞金の500万円は「雑に使います。旅行とか(スマホアプリの)課金とか」。さらに「税理士にも頼んでしっかりします」と税金対策にも言及した。相方の村上(35)には「申し訳ないけど、絶対にあげません」と頭を下げつつ、副賞の缶チューハイ「ストロングゼロ」は「久しく相方と飲んでないので、飲ませたい」と思いやった。