杉山弥紀佳 ライブ強行の地下アイドルへ「自粛すべきじゃないかな」

 地下アイドル出身でタレントの杉山弥紀佳(22)が8日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)で、新型コロナウイルスをめぐる日本政府のイベント自粛要請について言及。一部でイベントを続ける地下アイドルについて、「自粛すべきじゃないかな」と助言した。

 杉山が「高校生の時に地下アイドルをやらせていただいていたんですけど…」と自己紹介すると、司会の爆笑問題の太田光(54)は「今、半地下まで上がってきた?」と話題のアカデミー賞受賞映画「パラサイト 半地下の家族」を引っ張り出してジョーク。これには杉山も大受けで「半地下まで上がってきましたよ!」と、うれしそうに上昇傾向の活動ぶりに例えた。

 地下アイドル経験者としては「気持ちは分からなくも無いんですが、今の日本状況を見ると自粛すべきじゃないかな」と持論を展開。

 ファンと接する距離について「地下アイドルさんって、メジャーの方と比べてすごい近いんですよね、距離が。しかも、かなり小さい箱(会場)の中で密閉された空間で、なので。感染リスクが高まると思うんです」と解説。「ライブを自粛して、(ネット)配信に切り替えるか…」と活動の代替プランを提案し、ネットで「稼いでいる方は、かなり稼いでるんです」と紹介した。

 コンサートについては、政府が2月26日に自粛を要請後、EXILEやPerfumeが中止した一方で、東京事変は一時強行するなど、ミュージシャンによって分かれ、意見も割れている。番組では、ライブ中止は死活問題となる地下アイドルたちの事情を紹介した。