U-NEXT Pirates、運命の一日は… 4チームがレギュラーシーズン最終日/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
U-NEXT Pirates、運命の一日は… 4チームがレギュラーシーズン最終日/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、3月6日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、現在リーグ7位とセミファイナル進出上位6位の真下にいるU-NEXT Pirates。レギュラーシーズン最後となる2試合で、今後の運命が大きく左右される重要な一日だ。

【中継映像】4チームがレギュラーシーズン最終戦

 上位6位までが次のステージに進める今期のMリーグ。7位でもがくU-NEXT Piratesとしては、僅差の6位・赤坂ドリブンズをどうにかして上回らなくてはいけない。最終日に2試合を残す赤坂ドリブンズがポイントを落とすことで順位が上がる“他力”の可能性もあるが、プレッシャーをかける意味でも、今日の2試合でプラスし6位に上がっておくことに大きな意味がある。

 この2チーム、昨年も同様のケースで明暗を分けた。7チームから4チームがファイナル進出となった昨シーズン、最終戦はU-NEXT Piratesが戦い、赤坂ドリブンズはなんとPV会場の解説席に。結果、U-NEXT Piratesは5位にとどまり、赤坂ドリブンズがぎりぎり4位でファイナル出場。さらには初代王者に輝いた。今年は逆の状況で迎えるレギュラーシーズン大詰め。試合中でも、常に2チームのトータルポイントが気になる状況だ。

 現在5位のTEAM雷電は、セミファイナル進出を考えれば、今日をとにかくリーグ5位キープで過ごせれば、一安心といったところ。逆に今日、2戦連続でU-NEXT Piratesにトップラスを決められ、6位に落ちるようなことがあれば、一気に背筋が凍る。7、8位のチームが最終日、両方とも浮上するのは考えにくいこともあり、とにかく5位を維持して、7位チームからのターゲットから外れておきたい。

 リーグ2位の渋谷ABEMASと4位のKADOKAWAサクラナイツは、記録的な大マイナスでもない限り、セミファイナルに進出する。その先の戦いに向けて、さらに勢いをつけるための戦いになりそうだ。

【3月6日1回戦】

KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人13位 +14.1
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人15位 ▲62.0
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人11位 +40.9
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合) 個人8位 +177.6

【3月5日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +486.3(88/90)
2位 渋谷ABEMAS +193.3(88/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +151.9(88/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +95.6(88/90)
5位 TEAM雷電 ▲13.3(88/90)
6位 赤坂ドリブンズ ▲215.2(88/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲235.7(88/90)
8位 EX風林火山 ▲482.9(88/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。