中井美穂、ミュージカル界の俳優の素顔に迫る「ミュージカル&トーク」スタート

引用元:スポーツ報知
中井美穂、ミュージカル界の俳優の素顔に迫る「ミュージカル&トーク」スタート

 フリーアナウンサーの中井美穂(54)が、9日に配信スタートするインターネットの新番組、加美乃素プレゼンツ「ミュージカル&トーク」(月曜更新、全8回)の司会を務める。このほどインタビューに応じ、意気込みを語った。

 同番組は、ミュージカル界で活躍する俳優をゲストに招き、次回作の話題や本人の素顔に迫っていく。初回ゲストはミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」(13日開幕、東京・シアタークリエ)に、シーモア役でダブル主演する鈴木拡樹(34)、三浦宏規(20)。

 近年は「テニスの王子様」「刀剣乱舞」などの2・5次元ミュージカルから、ストレートプレイ、大劇場に進出する若手俳優も多い。中井は「東宝(製作・主催)のミュージカルの主演を、2・5次元ミュージカルの出演者たちが実力で勝ち取っている。タイミングやアイドル的な人気だけでは生き残れない。そこで主演を張れるのは、並大抵の頑張りがなければ到達できないし、何かキラッとしたものがある。番組を見て分かってもらえればうれしい」と話した。

 タカラジェンヌの素顔に迫るTOKYO MX「宝塚カフェブレイク」(金曜・前11時)の司会を担当。観劇に訪れ、宝塚歌劇や多くの舞台に精通する。「ダブルキャストだと、本番が始まれば、2人が(同じ)舞台に立つことがなくなる。(舞台ならではの)不思議な関係性なんです。稽古時間が短くなるけど、その分、作品を客観的に見る時間もできる。ライバルだけど、仲間。負けたくないけど、貶(けな)されると腹が立つ―みたいな。それぞれの持ち味がどう出るか、見比べるのは面白いです」と魅力を説明。「観客として見に行く時は、舞台上の役の姿しか見られない。俳優さんの本来のキャラクターがどうなのか、どういう役作りをして作品に臨んでいるのか―という裏話が気になります。演技に対する考え方を引き出せたら」

 今回の新番組について、中井は「視聴者の出会いの場になったらいい」と語る。「自分のアンテナに引っかかって来なかった俳優さんを、この番組で知ってもらうチャンスがある。できるだけゲストの人となりが見えるような質問をしたい。最終的なゴールは、舞台に足を運んでもらうこと。『ぜひ見たい』と思っていただけるような番組を作りたい」と意気込んだ。

 加美乃素本舗の公式YouTubeで配信される。 報知新聞社