山田孝之、過激キャラに限界? 真摯に生きるシングルファーザー役に「素の山田です」

引用元:スポーツ報知
山田孝之、過激キャラに限界? 真摯に生きるシングルファーザー役に「素の山田です」

 俳優の山田孝之(36)が5日、都内で映画「ステップ」(4月3日公開、飯塚健監督)の完成記念トークショーに登壇した。

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 当初は一般観客を入れて試写会を予定していたが、新型コロナウイルスの感染予防を考慮し、公式ツイッターでのトークショー生配信に変更。山田は「試写会を楽しみにされていた方々のために、普段の8倍の元気でお送りします」とあいさつした。

 人気小説家・重松清氏の同名小説が原作。妻に先立たれた主人公(山田)が、男手一つで娘を育てる10年間を描いた。最近はテレビ東京系「勇者ヨシヒコ」シリーズや、Netflixのドラマ「全裸監督」のAV監督・村西とおる氏などエキセントリックな役が多いが、4年前に「ステップ」の台本を読み、「ついに本当の僕を出せると思った」という。「今回は演じていません。ついに素の山田として出ました。エキセントリックな役で20年間演じてきましたが、キャラの限界を感じてきた。そろそろ柔軟剤のCMとかを取らないといけないと思ったので、オファーを受けた」と、自身の本当の性格に似た役どころだと強調。すると、同作で初対面となった女優・広末涼子(39)から「私も意外だった。山田さんがこの役をやると聞いて、イメージになかったので。でも、この役が素だと聞いてうれしい」と言われ、「僕は今回が広末さんと初対面だったんですが、『広末涼子いる!』って緊張したので、本当に素です」と赤面し、笑いを誘った。 報知新聞社