春風亭昇太コロナで仕事減も「技術磨いて待ってる」

春風亭昇太（60）が5日、都内で行われた「あしながわ育英会」への寄付金贈呈式に出席した。昇太の出身地である静岡市「JAしみず」の「しみずみらい応援団」が集めた寄付金277万円の目録を、応援団長を務める昇太が手渡した。

新型コロナウイルス感染拡大で仕事が減っているという昇太は「エンタメの世界は大変ですが、いろいろなところが大変なので、僕たちはこの問題が解消するまで、技術を磨いて。待っているだけ。暗い気持ちになっちゃダメです」。自由な時間が増えたため「読めなかった城の本を読んでいます」。

司会を務める日本テレビ系「笑点」は先日、無観客でスタジオ収録された。「無観客も楽しむのが僕らの気持ち。笑いもなかったけれど、そういう状況をみんな（司会を）進めました。普段と違うからこそ、みんなも楽しそうだった」と振り返った。

また、贈呈式後の懇談で、奨学生の学生から「結婚生活」について質問を受けた昇太は「意外と大変。今まで自由だったので、横に誰かがいるのは大変なこと。ただ、帰ると、家が明るいのは、いいもんだなと思った」と話した。