綾野剛が次作で松田龍平とボクシング対決も　映画「影裏」の大友監督「いただきます」

　俳優の綾野剛（38）が15日、東京の新宿バルト9で主演映画「影裏」（大友啓史監督）公開記念舞台あいさつに出席した。

【写真】月に代わっておしおきよ！

　2017年に第157回芥川賞を受賞した作家・沼田真佑さんの同名小説が原作で、親友との出会いと別れを軸に描く感動のヒューマンミステリー。

　タイトルにちなみ影に秘めていた願望を問われた綾野は「箱根駅伝を走ってみたかった。あの人たち（出場ランナー）は本当だけど僕たち（役者）はいつも虚構。あのコースを走ったこともある」と同駅伝の熱烈ファンだったことを告白。さらに「ボクシングもやってみたい」と明かすと、共演の松田龍平（36）も「オレも」と同調。綾野が「戦ってみる？」と提案すると、すかさず大友監督が「いただきます」と次作品のアイデアがひらめいた様子だった。

　バレンタインデーの話題になると綾野は「年々ファンからのチョコが減っている。中学生や高校生は告白とかあるけど、今の僕たちにとってバレンタインデーって何ですか？」と問いかけて会場は爆笑。松田も小学生時代に10個もらった思い出を披露し「机の上に並べて賞味期限まで食べなかった。勲章のように自信にして日々を生きるため」と笑わせた。