「ディザスター・アーティスト」の元ネタ、悪名高きカルト作「ザ・ルーム」日本初公開

引用元:映画ナタリー
「ディザスター・アーティスト」の元ネタ、悪名高きカルト作「ザ・ルーム」日本初公開

特集上映「未体験ゾーンの映画たち 2020」のクロージング作品として「ザ・ルーム」が3月6日より日本初公開される。

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悪名高きカルト映画として知られ、2003年にアメリカで公開されてから現在まで上映され続けている「ザ・ルーム」。サンフランシスコで順風満帆な毎日を送っていた銀行員ジョニーが、恋人リサの浮気が原因で疑心暗鬼になり、人生の歯車を狂わせていくさまが描かれる。トミー・ウィゾーが監督・脚本・主演を担当した。

支離滅裂な脚本、間の抜けた演出、棒読み演技などの欠陥から奇妙なコメディとして愛される本作。J・J・エイブラムス、ポール・ラッド、ジョナ・ヒルらもファンを公言している。2017年には、本作の製作過程をジェームズ・フランコが映画化した「ディザスター・アーティスト」がアメリカで封切られた。

「ザ・ルーム」は3月19日まで東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で公開。大阪のシネ・リーブル梅田でも4月16日から上映される。なお、3月6日から12日までヒューマントラストシネマ渋谷で行われる予定だった発声&スプーン投げが可能な“スプーン上映”は、新型コロナウイルスの影響で中止に。3月13日から19日のスプーン上映は現在調整中だ。

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