江頭やカジサックとの差は歴然…YouTuber宮迫博之いまだ迷走中

江頭やカジサックとの差は歴然…YouTuber宮迫博之いまだ迷走中

 新型コロナウイルス感染拡大防止で、全国の小中高校は臨時休校中。政府は不要不急の外出を控えるよう強く呼びかけている。そんなことから今一度注目されているのが、お笑いYouTuberたちだ。動画再生回数が軒並み上昇しているのだ。

「有名芸能人でチャンネル登録者数が100万人を突破しているのは、カジサックことキングコング・梶原雄太(39)と江頭2:50(54)のみ。江頭は今年1月31日に公式チャンネル「エガちゃんねる」をスタートさせると、わずか9日で100万人を突破。国民的アイドル・嵐に次いで、かつての“嫌われキング” が2位につけている。

 梶原は18年10月、「2019年末までに登録者数が100万人に届かなかったら芸人を引退する」と公言して自身のYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」を開設。相棒の西野亮廣(39)ほか多くの吉本芸人を出演させ、登録者数を伸ばした。今月2日には、第5子が誕生し話題に。上沼恵美子が司会を務める関西のローカル番組で年収8000万円と公表し、まさに「YouTubeドリーム」芸人である。

 対する江頭は、広告審査が通らなかったため、ほぼ無収益YouTuber。18禁動画がすでに3本もあり、ブラックリスト入り。ところが「『採算度外視しても面白さを追求する姿勢がカッコいい!』と、逆に人気に火をつけました」(ITジャーナリスト)

 ウラ目に出たのが、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)だ。1月29日に突然、謝罪動画を公開。「地上波復帰への足掛かりにしようとしてる魂胆がバレバレ」「やり方があざとい」などネット上の反応は冷ややかだった。大人気YouTuberのヒカル(29)とコラボするなど話題を提供したが、頭打ち。メンズ脱毛・ヒゲ脱毛の専門店「メンズクリア」のCMキャラクターに起用されると、「闇営業芸人が広告で笑顔を見せていても違和感しかない」という書き込みがツイッターで目立った。2月29日、東京・代々木第一体育館で行われたファッションイベント「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020」にシークレットゲストで登場する予定だったが、無観客イベントとなり、こちらも空振りに……。

 テレビの世界で財を成した宮迫だが、依然と迷走中。かたや、すでにテレビへの固執を捨てた江頭や梶原がネットの世界で大人気。新型コロナウイルス禍でその差はさらに開いてしまいそうだ。第5子が誕生したカジサックが妻をサポートするため、しばらく動画アップを控えるといった報道もあるが、宮迫は巻き返せるか?