「カミカミの今井翼でしたね」 ナレーション吹き替えで大苦戦

引用元:東スポWeb
「カミカミの今井翼でしたね」 ナレーション吹き替えで大苦戦

 俳優の今井翼(38)が3日、都内でドキュメンタリー映画「プラド美術館 驚異のコレクション」(4月10日公開)の公開アフレコを行った。

 今井は滝沢秀明氏とのユニット「タッキー&翼」として活躍したが、2018年9月にジャニーズ事務所を退所。退所後はメニエール病治療のため活動休止状態だったが、2月に舞台で復帰した。

 映画は、2019年に開館200周年を迎えたスペイン・マドリードのプラド美術館の全貌に迫るドキュメンタリー。今井は日本版ナレーションを担当する。

 スペイン版では「運命の逆転」(1990年)でアカデミー賞・主演男優賞に輝いた名優ジェレミー・アイアンズ(71)がナビゲーションを務めた。今井は「ジェレミーさんはずっと年上の名俳優。僕は38歳ですけど、人から『声が低いな』と言われるので、年齢的には当てはまるかな」と自信を見せた。

 15年前に特技のフラメンコを学ぶためにマドリードを訪れ、同美術館も鑑賞。12年には世界初のスペイン文化特使に就任しており「人生で初めて訪れたヨーロッパの美術館がプラドで、旅先で美術館に行く楽しみを知った。ご縁を感じますね」と話した。

 それでもアフレコは大苦戦。画家や地名など発音しづらい言葉が多かったようで「ティツィアーノとか…ヨーロッパ特有の発音があって、カミカミの今井翼でしたね」と苦笑い。「予定では丸1日で終わらせる話だったのですが、全然終わりませんでした。2日間お時間を頂きました」と正直に明かした。