田中みな実、さすがのプロ意識「ぶりっ子求められたら、期待に応えるのが仕事」

 フリーアナウンサーの田中みな実(33)が7日、自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「田中みな実 あったかタイム」(土曜後6・30)で、“ぶりっ子”キャラについて持論を展開した。

 ゲストはプライベートで食事をともにするなど、親交の深いピン芸人・永野(45)。今年1年の変化について話を振られると、女優業への初挑戦や、自身“最初で最後”になるであろう写真集の発売など、めまぐるしい1年であったことを伝えた。

 世間一般、特に女性の評判はこの1年で右肩上がり。しかし、当の本人は「(自分自身)全然変わってなくて、周りの評価だけが変わっていて…。勝手にディスられ、勝手に持ち上げられ…。(それでも)嫌われている云々、言われ続けていた時も特に気にしていない。同じように好かれているという話でも、ありがたく受け止めはするけど、一喜一憂しないということに決めている」と、世間の評価に左右されない強い気持ちでタレント業に臨んでいることを明かした。

 また、田中の代名詞ともいえる“ぶりっ子キャラ”について、永野から「けっこう叩かれたとかあったじゃないですか。今、全然違う所にいると思うんですけど」と尋ねられると、「今もやりますよ」と即答した。

 「やっぱり求められるのそこだから」と、タレントとしてステップアップしても“キャラ変”はないとする田中。お客さんを前にし「どうかな~?分かんない」などのセリフで「みんな面白がってくれる」ことに喜びを感じていた。

 田中は「私の場合、一芸とかっていう訳ではないですけど、“ぶりっ子”っていうものに助けられているところがスゴくあります」と、もはや無くてはならないスキルとなっていると主張。番組の演出として求められれば「気持ちよくやった方が楽しい」と、キャラの出し惜しみはしないという。

 さらに田中は「『“ぶりっ子”を求めてるんですよ』って言われたら、期待に応えるのが“仕事”なんだなって思っている」と、プロ意識あふれるコメント。“ぶりっ子”否定に傾いた時期を思い出しながら「少し大人になれたのかなって感じです」と語っていた。