NHK桑子真帆アナの“異動”巡り局内外ザワつく

引用元:東スポWeb
NHK桑子真帆アナの“異動”巡り局内外ザワつく

 NHKが今春からの“女子アナ人事異動”を発表し、局内外がザワついている。

 平日午後9時放送の「ニュースウォッチ9」の桑子真帆アナ(32)と、平日午前6~7時台「おはよう日本」の和久田麻由子アナ(31)がトレードされる。

 新年度の目玉として、新キャスター取材会に揃って登場した両アナ。桑子アナが「今ちょうど寝る時間に起きることになるので、内心不安ではあるのですが、和久田さんから『早起きは三文の徳ですよ』とアドバイスされた。生活リズムを早く慣れさせたい」とエピソードを披露し、仲の良さをアピールした。

 だが、本音は違うようだ。

「和久田がゴールデンタイムの『――ウォッチ』に進出するのは、明らかに局がエースとして夜の視聴者にお披露目する意図がある。1年先輩の桑子は、人気を背景に紅白歌合戦の総合司会を2017、18年と務めたが、それも昨年は和久田にとって代わられた。桑子にとってはうれしくないでしょう」(NHK関係者)

 和久田アナは東大経済学部卒の才女で、正統派美人。15年春から「おはよう日本」の平日キャスターに就任し“朝の顔”として定着した。一方の桑子アナは出世作「ブラタモリ」を含め、夜の番組がほとんどだった。

「表向きは局も『朝の顔と夜の顔を入れ替えて相乗効果を狙う』としていますが、桑子人気には最近、陰りが見えていた。朝にシフトして『高齢者や出勤前のサラリーマンからの支持を得よ』ということだと思いますよ」(同)

 確かに桑子アナの人気は「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)で振り返っても、15年の5位が最高位で、翌16年に10位に順位を下げ、それ以降はベスト10圏外になってしまっている。17年にフジテレビの谷岡慎一アナウンサーと結婚したものの、わずか1年で離婚したことも影響したようだ。

 私生活でいえば、和久田アナも昨年3月、早稲田大で箱根駅伝出場経験のある商社マンと結婚した新婚だ。

「早朝番組を6年間も務めた和久田にまっとうな新婚生活をさせてあげて、独り身になった桑子は早朝でいいだろうという判断との見方もありますが、早朝も深夜も一般のサラリーマンの勤務時間帯ではないですから、どっちも大変ですよ」(別のNHK関係者)

 桑子アナが朝の顔として再び人気となるのかがエース奪還のカギとなりそうだが、一方、ザワつき始めているのが、桑子アナのフリー転身を狙う芸能プロだ。

「タモリさんが『フリーでも食っていける』と太鼓判を押したのが桑子。今の『――ウォッチ』では魅力が生かせていないし、早朝番組でまた名前を売って、東京五輪でどんな役目を任されるかもみて、不満ならフリーになればいい。民放各局大歓迎でしょう」(関係者)

 かつてのエース・有働由美子アナ(50)は「あさイチ」のキャスターを最後に18年春、退局し、マツコ・デラックスが所属する芸能プロに所属した。

 有働アナと同じ庶民派の桑子アナがエースの座を和久田アナに明け渡すのか、今後が気になるところだ。