セミファイナル進出争いが超激化 U-NEXT Pirates・赤坂ドリブンズ、着順差の大接戦へ/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
セミファイナル進出争いが超激化 U-NEXT Pirates・赤坂ドリブンズ、着順差の大接戦へ/麻雀・Mリーグ

 大和証券Mリーグ2019は2月28日まで各日程を消化し、セミファイナル進出争いが超激化している。注目はボーダー上にいるU-NEXT Piratesと、それを僅差で追う赤坂ドリブンズ。

【映像】パイレーツ・ドリブンズの直接対決

 昨年の覇者ドリブンズも、今年はまさかの失速、長らく最下位の8位に沈み、苦戦が続いていた。昨年のドラフト1位、“魔術師”園田賢(最高位戦)が個人成績で最下位という現在の順位を、開幕前に誰が予想できたか。しかしここに来て村上淳(最高位戦)が個人成績暫定1位となる獅子奮迅の活躍、ついに6位・7位のボーダーラインを挟んだ戦いが、1試合の着順でひっくり返るところまで来た。

 昨年9月30日にレギュラーシーズンが始まり、全90戦で86戦まで来た中で、ここからのわずか4戦で全てが決まり、直接対決もまだ2試合残している。昨年は7位から4位に絞られるところで、4位にドリブンズ、5位にパイレーツという結果に終わり、これが両者の明暗を分けた(ドリブンズはリーグ優勝)。今年のセミファイナル進出争いは、昨年からの因縁の対決とも呼べる。

 エース小林剛(麻将連合)、天鳳位2回の朝倉康心(最高位戦)を擁するパイレーツは、2年連続のレギュラーシーズン敗退は是が非でも避けたいところ。一方ドリブンズは昨年覇者の意地を見せ、連覇へ望みを繋げたい。

 次節3月2日はどちらも対局がない。注目は同3日、直接対決だ。そしてレギュラーシーズン最終節となる同9日は、パイレーツは試合がなく、ドリブンズは目標スコアを知りながら戦える。くじ運の妙でもあるが、このアドバンテージを試合巧者揃いのドリブンズが活かすのは当然。以前、小林が自ら述べたように「最終戦の前に少しでもポイントを積み上げておく」ということがセミファイナル進出の必要条件となる。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。