エヴァ、AKIRAの資料が集合!アニメや特撮と東京の関わりたどる展覧会が開催

引用元:映画ナタリー
エヴァ、AKIRAの資料が集合!アニメや特撮と東京の関わりたどる展覧会が開催

展示イベント「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が、東京・国立新美術館にて7月8日から9月22日まで開催される。

【写真】パリでの「MANGA⇔TOKYO」展の様子。(c)MANGA ⇔ TOKYO Japonismes 2018(メディアギャラリー他49件)

このイベントは、2018年11月から12月にかけてフランス・パリで行われ、動員約3万人を記録した「MANGA⇔TOKYO」展の凱旋展示。東京にまつわるマンガやアニメ、ゲーム、特撮作品から約90タイトルを取り上げ、それらの原画や制作資料、映像など500点以上を紹介する。イントロダクションとして、1/1000の縮尺で再現された、幅約17m、長さ約22mの巨大な東京の都市模型が設置される予定だ。

展示は3つのセクションで構成される。セクション1では「破壊と復興の反復」をテーマに、「エヴァンゲリオン」シリーズや、「ゴジラ」シリーズ、大友克洋による「AKIRA」の原作マンガと劇場アニメーションの関連資料を展開。大友が短編オムニバス「SHORT PEACE」で発表した「火要鎮」もラインナップに加わっている。

「東京の日常」を掘り下げるセクション2では、江戸時代から現代までを3つに区切り、市井の人々の暮らしの変遷を紐解いていく。出典タイトルとして、細田守の監督作「時をかける少女」「おおかみこどもの雨と雪」、新海誠による「君の名は。」「言の葉の庭」「秒速5センチメートル」のほか、今敏の長編アニメーション「東京ゴッドファーザーズ」や、1961年公開作「モスラ」が並ぶ。

ラストを飾るセクション3のテーマは「キャラクターvs.都市」。東京・ダイバーシティ東京 プラザの実物大ユニコーンガンダム立像など、現実の都市空間に現れたキャラクターたちがインスタレーションで紹介される。

前売り券は、7月7日までイベント公式Webサイト、チケットぴあにて販売。公式Twitterでは、招待券が当たるキャンペーンを3月12日まで実施中だ。また本イベントは、大分・大分県立美術館で11月21日から2021年1月17日にかけて巡回展が行われる。

■ MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020
2020年7月8日(水)~9月22日(火・祝)東京都 国立新美術館 企画展示室2E
開場時間 10:00~18:00(金曜・土曜は21:00閉館)※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週火曜(7月28日、8月4日、25日、9月1日、22日は開館)
前売り料金:一般 1400円 / 大学生 1000円 / 高校生 600円
当日料金:一般 1600円 / 大学生 1200円 / 高校生 800円
※中学生以下、障害者手帳提示で入場無料(付添1名含む)
※8月14日(金)~16日(日)は学生証提示で高校生無料