実写「浦安鉄筋家族」主演は佐藤二朗!「俺が主演でエエんかいな」

 人気ギャグ漫画シリーズ「浦安鉄筋家族」が実写ドラマ化され、俳優の佐藤二朗が主演を務めることが明らかになった。個性派バイプレイヤーの佐藤が、とにかく超テキトーでだらしがない大沢木家の大黒柱・大鉄役を務める本作は、2020年4月クールにテレビ東京のドラマ24枠(毎週金曜深夜0時12分)で放送される予定だ。

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 「週刊少年チャンピオン」にて25年以上連載され、シリーズ累計発行部数4,400万部を記録している「浦安鉄筋家族」は、千葉県浦安市に住むパワフルな一家・大沢木家が巻き起こすエクストリーム・ホームコメディー。ドラマでは、個性豊かな大沢木家メンバーや、近所に住む仲間たちの常に全力で愛らしい浦安の日常を描く。「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎が監督、上田誠(ヨーロッパ企画)が脚本を担当する。

 11月28日発売の週刊少年チャンピオン52号(秋田書店)で実写ドラマ化が発表されると、Twitterのトレンド入りするなど大きな話題となった本作。主演を担う佐藤は、以下のようにコメント。「25年以上も連載が続く大人気漫画が原作ということで、『俺が主演でエエんかいな』というのが正直な感想です。しかし僕が演じる大鉄は『とにかく超テキトーでだらしがない』人。これは、もう、役づくりは不要。なんなら演じることも不要。なにせ『精神年齢8歳の50歳児』の僕です。たまに、というか常時『ふにゃふにゃ』してる僕です。テレ東さんと手を携え、地上波のギリギリに、ふにゃふにゃしながら挑みたいと思っています」

 原作者の浜岡賢次は、実写ドラマ化されると聞いたとき「問題が多くて絶対無理だよ~」と思ったそうだが、佐藤が大鉄を演じることについて「佐藤二朗さんはイメージ通り!! カートンごと煙草吸ってもらえるのかな~?」と期待を寄せ、「汚いドラマになったらゴメンなさい」とコメント。また、大鉄に対しての思い入れについて「初期は全然思い入れがなかったんですが、自分が父親になって180度変わりました。いまでは自分と重ね合わせて楽しく描いています」と語っている。