本当に不仲!? 木村拓哉「1人残留」の深いワケ “裏切り者”といわれながらもジャニーズに残り…

引用元:夕刊フジ

 3月末でジャニーズ事務所を退社し、独立することを表明した元SMAPのタレント、中居正広(47)にエールを送ったかつての同僚、木村拓哉(47)。かねて確執がささやかれてきた2人だが、完全にたもとを分かつことになってしまうのか。

 中居の船出に「それぞれが決めたこれからの人生、お互いに前に進もう」と短いコメントを寄せた木村。中居は、会見で「全然ないですね。お会いしてないですし」とSMAPの解散以降、木村とは没交渉であることを明かしていた。

 これを持ってして、中居と木村が不仲だとみるのは早計なのかもしれない。

 「MC業がメインの中居と、俳優業や歌を主戦場とする木村では接点がないのは仕方がない。もともと中居がジャニーズに残留したのは、香取慎吾(43)ら3人と、木村やジャニーズとの間を取り持つためだといわれています。木村だけが残留し、4対1になって孤立することを避けようとしたのです」と芸能関係者。

 しかし解散から3年がすぎ、香取、草なぎ剛(45)、稲垣吾郎(46)らの活動が軌道に乗ってきたことから、中居自身も離脱することになる。そうなると、結局、木村が孤立することになるのではないか。これについて、別の見方をする向きもある。

 「木村がジャニーズに残るのも戦略でしょう。木村は昨年の『グランメゾン東京』(TBS系)や今年正月の『教場』(フジテレビ系)で俳優として再び注目された。そして歌手としてもソロデビューを果たし、存在感を強めています。近藤真彦(55)や東山紀之(53)のようにジャニーズの中枢を担っていくことになる。これは取りも直さずSMAPのためになるのです」とはレコード会社関係者。

 どういうことか。

 「5人が独立した側とジャニーズ残留側にわかれたことでSMAPの復活は難しいとの見方がありますが、5人全員がジャニーズから出たとしてもSMAPの再結成は難しい。というのも、SMAPというグループ名の権利は事務所側が持っているからです。楽曲は手続きを踏めば使うことができても、SMAPというグループ名での活動は事務所側が許可しない限り、難しいでしょう」

 木村が事務所に残ることでどうなるのか。

 「“裏切り者”といわれながらも、木村が事務所に残ることで、SMAPの名前や楽曲を使いやすくしておくことが、いずれ復活するときに向けた何よりの準備だといえるでしょう」(先のレコード会社関係者)というのだ。