渋谷Bunkamura、2.28から映画や展覧会など中止 コロナ感染拡大防止のため

渋谷Bunkamura、2.28から映画や展覧会など中止 コロナ感染拡大防止のため

 渋谷にある大型複合文化施設Bunkamuraは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月28日(金)から3月10日(火)までの間、Bunkamuraが主催する公演、展覧会、映画を中止すると発表した。

【写真】3月10日(火)まで中止の上映作品

■3月10日(火)まで中止に

 今回の中止は、今後2週間程度、多数の人が集まるイベントについて中止または延期、規模を縮小などの対応を要請するという2月26日(水)の政府発表に従って実施されたもの。

 Bunkamura内の映画館ル・シネマでは、『男と女 人生最良の日々』、『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』、『レ・ミゼラブル』、『シェイクスピアの庭』の期間中の全作品が上映中止に。

 また、舞台表現のための劇場、シアターコクーンでは、桐山照史と柄本時生が出演する『泣くロミオと怒るジュリエット』が3月4日(水)までの全公演、美術館ザ・ミュージアムでは『ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター』が3月8日(日)会期終了までの全日程、2月29日(土)開催予定だった『アコースティックライブ2020 沖仁フラメンコギターセッション バイレと長唄の邂逅Ⅲ』が中止となった。

 なお、『オーチャード・バレエ・ガラ ~世界名門バレエ学校の饗宴 2020~』および『入学特別オーディション』は、すでに2月18日(火)に中止が発表されている。

■チケットの払い戻しも実施

 チケットの払い戻し方法は、詳細が決まり次第、ホームページなどで案内される予定。該当の公演チケットを持っている人は、半券を切り取らず、保管が必要だそうだ。

 なお、3月11日(水)以降の主催企画については、実施する予定だが、状況により変更になる場合もあるという。最新の状況は、ホームページで随時発表予定。