『第12回沖縄国際映画祭』で首里城再建にエール ガレッジ・ゴリは泡盛&お菓子イベントに「いい仕事」

引用元:オリコン
『第12回沖縄国際映画祭』で首里城再建にエール ガレッジ・ゴリは泡盛&お菓子イベントに「いい仕事」

 お笑いコンビ・ガレッジセール、大崎洋沖縄国際映画祭実行委員長が26日、那覇市の首里城公園で行われた『島ぜんぶでおーきな祭 第12回沖縄国際映画祭』の50日前カウントダウンボード除幕式に参加した。

【写真】ガレッジセール参加、イベントの様子

 例年、国際通り中心部で行われた除幕式だが、今回は首里城公園の守礼門前に会場を移して実施。ガレッジセールが司会を務め、関係者が出席した。冒頭でゴリは、昨年に主要施設が火災で焼失した首里城について「首里城のすぐ近くにある首里高校を卒業したので、ここは思い出深く慣れ親しんだ場所。火災のニュースはとても悲しかったが、復興を望む県内外の人々の思いを見て、沖縄は本当に愛されていると感じました」とあいさつ。首里城のすぐ近所で生まれ育った川田も、子どものころの思い出を交えて会場をなごませつつ、首里城への思いを語った。

 大﨑実行委員長は「私も50年前に首里高校を卒業し、学生のころは龍潭でサーターアンダギーを食べていました」とボケた後、今回の映画祭は、国内外で新型コロナウイルス被害が拡大している状況をふまえ、例年よりも内容を大幅に縮小して開催することを発表。今回は、過去11回の沖縄国際映画祭パネル展を行うほか、テレビ番組や配信番組で首里城および首里周辺のPRを展開するとして「今後も沖縄とともに協業しながら発展していければ」とコメントした。

 その後は、ガレッジセールの掛け声に合わせ、式典出席者らの手によって白い幕が下ろされると、鮮やかな黄色いボードのうえに「50」のカウントが登場。宮川たま子が「みんなで一緒に盛り上げていきましょう!」と呼びかけると、会場からは大きな歓声と拍手が上がっていた。

 除幕式終了後は首里城公園の首里杜館で、那覇を舞台にした地域映画の無料上映会が行われ、『公設市場でユイユイユイ!』『あまくま那覇まちロングウェイ』『Shall we 古武術?』の3本を上映された。イベントの締めくくりには、沖縄のお酒、泡盛にまつわる特別トークイベントも開かれ、ガレッジセールと沖縄芸人のありんくりん・ひがりゅうたが登場。川田は自身の結婚祝いに泡盛のかめを買ったと話し「結婚10周年の時に飲んで、古酒の良さを感じました。古酒はまろやかさ、のどごしが違いますね」と笑顔でアピールした。

 また、お酒にまつわる失敗エピソードとして、ゴリが「酔っぱらいすぎて、おしゃれなバーにあった『考える人』の像をなぐさめているところを見られた」と明かし、笑いが。さらに、沖縄関連のイベント司会を務めた際に、酒に酔った川田が舞台に立てなくなったエピソードトークのほか、泡盛に関するクイズも実施し、会場は大いに盛り上がった。ゴリは「これだけの人に見られる中で、泡盛を飲んでお菓子食べるって、ほんとにいい仕事だなぁ」という本音もチラリを漏れていた。

 同映画祭は4月16日から19日の期間で開催予定。例年、吉本興業のお笑いタレントが多数集まり、沖縄をエンターテインメントあふれる島にすることを目標に実施。「ラフ&ピース」のコンセプトに沿った作品を上映する。