斎藤工の撮影の活力は“赤ちゃんパワー”!

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
斎藤工の撮影の活力は“赤ちゃんパワー”!

 俳優の斎藤工(38)が“特別記者”に扮して出演する読売新聞CM発表会と、読売新聞スペシャルトーク「いよいよ!東京2020」が2月26日、東京・有楽町のよみうりホールで開催された。

 27日より全国でオンエアされる「読売新聞 タクミ東京 2020 購読」篇のCM映像について斎藤は「12月の公園は寒く、最後に登場する小さい赤ちゃんが心配でしたが、その赤ちゃんとワンちゃんがメチャクチャ優秀で。特に赤ちゃんはカワいすぎて、ずっと僕たち出演者は癒されて至福のときでしたね。赤ちゃんパワーで乗り切りました」と微笑ましい現場を振り返る。また昨年、特別記者としてラグビー選手への取材などもこなしてきた斎藤は「自分は白黒写真家でもあるのでラグビー選手を撮らせていただいた。筋肉のスジや皮膚の傷など迫力がものすごくて。俳優はどちらかというとキレイに、と表層的なものを作ろうとしてしまうのですが、ラグビー選手は日常どういう生活や訓練をしているかが表情に現れていた」と、俳優ならではの視点で取材経験を振り返る。

 その後のトークイベントはCMで演じるとおりの“斎藤記者”として、アテネパラリンピック水泳200mメドレーリレー銀メダリストでパラ水泳の第一人者として知られる江島大佑とロンドンオリンピック団体戦銀メダリスト平野早矢香を迎えた。 斎藤工の撮影の活力は“赤ちゃんパワー”! トークイベントに登場した江島大佑(左)と平野早矢香  3月6日から東京パラリンピック出場をかけた選考会を控える江島に斎藤は開口一番「(選考会の)直前にこのようなイベントにお呼びしてすみません」と謝辞。それぞれにこれまで「競技以外で印象に残っていること」を尋ねると江島は「一番印象に残っているのは食事」と回答。「なんでもあって、たまに日本人のシェフが担当のとき裏メニューでうどんやおにぎりを作ってくれ、それがモチベーションになる」。

 食事の話に興味津々の斎藤は「シェフは現地の日本のシェフ? 日本から?」と質問を続けると「おいしいものがいっぱい出るので、つい食べすぎてしまいそうになるのを、“ここに来た意味”を考えて調整していた」と選手村の知られざる環境を語った江島。平野も大きくうなずくと「同じように選手村の食事はびっくりしたのですが、もうひとつは開会式。2008年の北京オリンピックで競技場に入った感動を忘れられず今も涙が出そうになる」と思い出を振り返りつつ「直後に女子の個人戦の予定があり、自分は団体戦だったので、遠慮するように言われていたのをどうしても出たいと(福原)愛ちゃんと、(石川)佳純ちゃんを置いて男子選手と一緒に参加してしまった(笑)」と知られざるエピソードを披露した。