AKB48、1年9ヶ月ぶり単独コンで“15年目の挑戦”

引用元:オリコン
AKB48、1年9ヶ月ぶり単独コンで“15年目の挑戦”

 アイドルグループ・AKB48が21日、都内のTOKYO DOME CITY HALLで『AKB48単独コンサート~15年目の挑戦者~』を開催した。姉妹グループが出演しないAKB48単独コンサートは2018年4月以来、1年9ヶ月ぶり。メキシコ留学から一時帰国中の入山杏奈を含め総勢102人(5人休演)が出演した。

【写真】AKB48期待の新センター山内瑞葵らライブフォト

 オープニングの「君と虹と太陽と」は加入歴が浅いメンバーから順に登場。最後にはメンバーと観客2100人が声をそろえて「みぃちゃ~ん」と現役唯一の1期生・峯岸みなみを呼び込み、1期生~ドラフト3期生までが揃い踏みした。

 ユニット曲パートでは、昨年12月8日の『AKB48劇場14周年特別記念公演』で結成された新ユニットなど10組が登場。14周年公演ではエアバンドとして演奏した向井地美音(Vo/Gt)、齋藤陽菜(Gt)、行天優莉奈(Ba)、高橋彩音(Key)、高岡薫(Vn)、吉橋柚花(Dr)は、1ヶ月練習を積み重ねたうえで「靴紐の結び方」を生演奏した。チーム8のコンサートでピアノを弾いたこともある高橋は「一番緊張した」と明かしつつ、「みんな今日が練習の中でも一番うまかった」と練習の成果を発揮した。

 メキシコ留学から一時帰国中の入山杏奈は前日に同所で行われた『リクエストアワー』にも出演していたが「触れられなさすぎて、『幻を見たかな?』って思った方もいるかなと思ったので」と笑い、「今日はわがままを言ってユニットで出させていただきます」とあいさつ。本人が選んだ仲良しメンバーを1人ずつ呼び込み、加藤玲奈、横山由依、谷口めぐ、大家志津香、岡部麟、中西智代梨とこの日限りの「あんにんユニット」を結成し、「永遠より続くように」を披露した。

 14周年公演で「新時代アイドル」と紹介された小栗有以、久保怜音、大盛真歩、西川怜、山内瑞葵の5人は「重力シンパシー」「遠距離ポスター」「だけど…」の3曲をフレッシュにパフォーマンスしファンを魅了。前日の『リクエストアワー』でAKB48の57thシングル(タイトル未定、3月18日発売)のセンターに抜てきされた山内は「きょう朝起きて、夢だったかな?って思ったんですけど、ケータイを開いたらたくさんの方からお祝いのコメントが届いていて、もっともっと頑張ろうと思いました。本当にありがとうございます」と明るくあいさつした。

 この日登場した10組のうち8組のユニットは、2月22日~28日まで東京・渋谷ストリームホールで行われる『2020 AKB48新ユニット! 新体感ライブ祭り♪』(7日間8公演)で、それぞれ1公演ずつ行うことが決まっている。

 ライブ中には、AKB48の15年目の挑戦の1つとして、メンバーが個別にYouTubeチャンネルを開設することを発表。村山彩希・岡田奈々・茂木忍・向井地美音の4人は1組で“ゆうなぁもぎおん”チャンネルをコンサート終了後からスタートし、柏木由紀、中西智代梨、倉野尾成美、坂口渚沙、小栗有以、横山由依の6人は近日配信予定としている。

 また、2014年12月から始まったチーム8の47都道府県ツアーファイナルが、結成6周年記念日の4月3日、神奈川・横浜アリーナで開催されることもサプライズ発表された。昼公演でツアーファイナルを、夜公演で6周年記念コンサートが行われる。