紗倉まな“新作小説の映像化があれば誰に”の問に「でんでんさんにお願いしたいです」

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
紗倉まな“新作小説の映像化があれば誰に”の問に「でんでんさんにお願いしたいです」

 セクシー女優で執筆活動をしていることでも知られる紗倉まなが2月26日、小説『春、死なん』の刊行記念会見を講談社内で行った。

“エロ屋”として長く続けられたらと思っています

 文芸誌『群像』で連載され、自身3冊めとなる『春、死なん』。「老人の性」をテーマに、妻に先立たれ息子夫婦と二世帯住宅で暮らしている70歳の主人公の心情を描いている。

 紗倉は本作について「高齢者の姓と母親の性という一般的にはタブーとされている題材をテーマにしました。家族ないや社会での自分の担っている事にしがらみや窮屈さを感じている人は、年齢や性別を問わないと思うので、そんな人に手にとってもらえたら嬉しいです」と語った。

 26歳の紗倉が70歳の男性を主人公にしたきっかけとして「地方でしたAVのリリースイベントで、卑猥なことばかり言う年配の方がいて『どうしてそんなことばかり言うんですか?』って聞いたら『やっぱり妻がいなくなってから、おかしくなった部分もあるかも』とおっしゃっていて、なるほど感慨深いなってしみじみ思いました」といった体験も生かされているという。

 紗倉の小説は過去に映像化されたこともあり、記者から「今作も映像化するとしたら主人公はどなたにしてほしいですか?」との問に紗倉は「俳優さんですよね。園子温さんの作品によく出てらっしゃる…え~と…ぼんぼんさんじゃなくて…でんでんさんですね。すみません間違えて土下座します…」といい間違えながらも謝罪もした。

 小説家・執筆家としての知名度が高まっていることに対して違和感を感じているという紗倉。「肩書に作家が増えることは違うなと感じていて、書くことを専業に続けている方をみると、自分なんて短編を書くだけでヒ~ヒ~1年かかってしまう状態なので…。本当に私は“エロ屋”として長く続けられたらと思っています」と謙虚なコメントをした。