高畑充希、アオザイ姿で『ミス・サイゴン』製作会見 久々ミュージカルで「お尻に火がついてます」

引用元:オリコン
高畑充希、アオザイ姿で『ミス・サイゴン』製作会見 久々ミュージカルで「お尻に火がついてます」

 俳優の市村正親(71)、女優の高畑充希(28)が26日、都内で行われたミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表会見に参加。高畑は7年ぶりというミュージカルで「お尻に火がついてます」と現状を明かした。

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 白地に花柄のアオザイ姿で登場した高畑はキム役を演じる。「小さい頃から『ミス・サイゴン』を、ずっと見ている。憧れのカンパニーに入ることができて最高にうれしいです。初めての帝劇。ミュージカルは7年ぶりぐらい。7年前も市村さんと一緒で、心強いです」と笑顔で意気込んだ。

 幼少期からミュージカル好きな両親に連れられて『ミス・サイゴン』を観劇。もちろん、高畑自身もミュージカルにのめりこんだ。「小さいころからミュージカルを見るのが好きだった。地元は大阪なんですけど東京にも観るために遊びに来たりした。(演出で使う)ヘリが止まって筧(利夫)さんが15分、フリートークしてくださった回も見てたりした。思い入れの深い作品ですね」と笑顔。

 それだけに「キムという役は大きい役。自分には、ちょっと遠い存在の役だったんですが、今28歳でチャレンジできるなら最後じゃないかなと思ってダメ元でオーディションを受けた。決まったときはビックリもしましたし、うれしかった。けど今は、どうしようという感じ。プレッシャーもあります。きょう、初めてお会いした方も多くて、ワクワクが膨らんできました」とステージを心待ちにしていた。

 この日はオーディエンスも入り、歌唱披露も。高畑は「激緊張しました」と苦笑いを浮かべていた。ボイストレーニングは「全然、やっていなかった」とそうで「決まって、お尻に火がつきました。7年前もちゃんとしたトレーニングしたことなかった。キムはそんなんじゃ絶対にできないと思って必死に追いつけるようにトレーニングしてます」と正直に告白。市村がお尻を確認し、高畑は「ついてますか?」と絶妙な返しをして笑いを巻き起こしていた。

 『ミス・サイゴン』はベトナム戦争末期のサイゴンでアメリカ兵クリスと恋に落ちたベトナム人少女キムを中心に人々の生きざまを描く。5月23日から6月28日まで、東京・帝国劇場で上演される。

 会見には駒田一、伊礼彼方、東山義久、昆夏美、大原櫻子、屋比久知奈、小野田龍之介、海宝直人、チョ・サンウン、上原理生、上野哲也、知念里奈、仙名彩世、松原凜子、神田恭兵、西川大貴、青山郁代、則松亜海も参加した。