伊藤蘭、早くもアンコールツアー実現

 元キャンディーズの女優、伊藤蘭(65)が15日、東京・新宿文化センターでコンサート・ツアー2020「マイ・ブーケ&マイ・ディア・キャンディーズ!」の初日公演を行った。

 昨年6月の初単独公演は、1978年4月の解散公演以来41年ぶりのコンサートとなり、大反響。早くもアンコールツアーが実現し、この日に初日を迎えた。 

 伊藤は2曲目歌唱後のMCで「(世間は)心配事が続いている状況の中、たくさんの方にお越しいただきありがとうございます。口の中がカラカラです」とあいさつし、水を一飲み。

 続けて、憧れの米国・ソーホーの街並みをイメージしたという舞台に言及し「スタッフが『セットはなんでも言ってください。ちゃぶ台を持ってきて“電線音頭”を歌ってもいい』と言ってくださったけど、その一線だけは越えさせないでほしい」と一世風靡(ふうび)したバラエティーの思い出を交えたあいさつで、会場の笑いを誘った。

 キャンディーズ時代の「春一番」や「年下の男の子」「ハートのエースが出てこない」など全22曲を熱唱し、訪れたファンを陶酔させた。