Uncle Bomb・浪川大輔&吉野裕行が体を張ってDJ KOOを笑わせに!

Uncle Bomb・浪川大輔&吉野裕行が体を張ってDJ KOOを笑わせに!

エンタテインメントレーベル「Kiramune」に所属する声優・浪川大輔、吉野裕行によるユニット「Uncle Bomb」。その冠バラエティー「おじさん爆弾」の公開収録(2/26(水)にテレ朝チャンネル1で放送)を兼ねた「Kiramune Presents Uncle Bomb 5th EVENT “5チャンネル”」が、1月25日に千葉・舞浜アンフィシアターで開催された。会場に集まったファンを笑いに包んだ収録の模様をレポートする。

【写真を見る】体を張ってファンを楽しませるUncle Bombの浪川大輔と吉野裕行

幕が上がると同時に、ニュースキャスターに扮した吉野が登場し「モーニングニュース」からスタート。天気予報の中継をメイク中につなげられるも、カメラが回っていることに気が付かない浪川の姿に、会場から大きな笑いが巻き起こった。

中継がつながってることに気付き、慌てた浪川が何事もなかったかのように予報を始めると「週末は海に出て『ファンキー☆ウェーブ』を楽しんで」と、自身の楽曲を爽やかな笑顔でアピール。一方、”浪川注意報”が発令されると強風で新聞や風船だけでなく、パンツまで飛んでくる壮絶な状況を中継するなど、さまざまな中継で会場を沸かせた。

続いて番組の人気企画「おじ散歩」では、舞浜を中継する浪川が会場の客席入り口から登場。周りのファンから黄色い悲鳴が上がると、「君、いくつよ?」と上機嫌にファンに話しかけ、「全員で『よっちーん!』って呼びかけてください」と何度もステージ上の吉野を誘い、客席通路をUncle Bomb の2人が巡る一幕も。

ひとしきり会場を盛り上げてステージに戻った吉野は「5年できるというのは、皆さまのおかげです」と、結成5周年を迎えたことをファンに感謝。タイトルコールをファンに呼びかけて、「スタート!」の声で会場を一つにした。

幕間映像の「エンジョイクッキング」では、誰でも簡単に作れる3分間クッキングと題し、イメージトレーニングのみしたという、エミコ先生(吉野)がオムライスに挑戦。急いでオムライスを作る姿に浪川が不安を募らせる中、「途中でも時間がきたら終わりなので、完全に3分経ったら出来上がったものを食べてもらいます」と話すエミコ先生の言葉に、浪川が絶句。

3分後、卵がつゆだく状態のオムライスが出来上がり、完成していないと浪川が猛抗議するも、食べた瞬間に「うまいじゃねえか!」と驚きの表情に。見た目は悪いが味を絶賛。エミコ先生考案の”ふわとろオムライス~TKG風~”に、会場からは大きな拍手が送られた。

中盤には、巨大な風船を背負った浪川と吉野が問題に挑戦する「おじさんクエスト」を実施。ゲストで登場した”絶対に笑わないおじさん”、DJ KOOを笑わせられなければ風船が膨らみ爆発するという罰ゲームが課される中、こん身のギャグを披露した浪川はあえなく撃沈。

しかし、モノマネ芸人のメルヘン須長や、お笑いコンビ・アイデンティティら芸人軍団が助っ人として登場すると、DJ KOOが笑いを我慢する展開に。風船が膨らみ、いつ爆発するか分からない状況の中、頑なに笑っていないと口にするDJ KOOを相手に、次々と繰り出される芸人のネタに会場は笑いに包まれた。

その後、Uncle Bombによるライブも行われ、最新ミニアルバム『Five Leaves』から新曲6曲が披露された。黄色とピンクのペンライトが会場を包む中、2人はアップテンポな曲で盛り上げ、さらにトロッコで会場を一周する場面も。間近で手を振る姿にファンは歓喜し、会場のボルテージが最高潮に達したまま2人は6曲を歌い上げた。

ラストは、イベントでは定番の曲「一粒の星」を披露。ステージを端から端まで移動しながらファン一人一人に手を振り、「これからも、おじさんたちをよろしくお願いします」と2人は感謝の気持ちを伝えた。声援が鳴りやまない中、「アンコールはないから」と会場を笑いに誘い、最後まで会場を盛り上げてイベントを締めくくった。

この後は、イベント後に行ったUncle Bombへのインタビューを紹介。

――今回のイベントはいかがでしたか?

吉野「今回で5回目になるチャンネルシリーズですが、今までずっと2人でやってきて、初の試みとして「おじさん爆弾」とコラボさせていただきました。大勢の芸人の方に出演していただいて、すごく心強かったですね。いつも番組で芸人の方とからませていただいていて思うのが、本当に芸人さん達のパワーって素晴らしい。さらに集まった時には、パワーが凄すぎて圧力さえ感じるものね(笑)」

浪川「もともとチャンネルシリーズは、そういう方向性(お笑いの要素)でやってきていまして。今回のコラボという機会で、ぜひ番組自体ももちろんだけれど、より多くの方に出演してくださっている芸人さんの面白さを知ってもらえれば。そんな我々が思っている思いが伝えられればいいなと思っています」

――今後「おじさん爆弾」として何か挑戦したいことはありますか?

吉野「芸人さんたちの芸の素晴らしさを再現することは難しいのですけれど、なんか1つきちんと時間をかけて稽古して披露する”一瞬芸”的なものが欲しいですね。実際、すべる怖さはあるんですけれど(笑)」

浪川「でも、やるからには、すべらないところまで突き詰めていかなきゃいけないよね。Uncle Bombのさらに違う一面を見せたい!それでより面白いユニットになりたいですよね」

――番組タイトルにちなんで。最近、「おじさん」を感じる瞬間はありましたか?

吉野「ゲネから既にもうしんどかった(笑)」

浪川「なんて言うんだろ…ずっと、爆弾の5秒前がずっと続くという感じかな」

吉野「でも今日は、ちょっと体力的に余力があったかもしれない。その分、ライブもいいものを皆さんにお送りできたと思います。前半の番組コラボ部分の収録で芸人の皆さんがいてくれたおかげで、いいバランスでスタートがきれました!本当にありがたいことですね」

――最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします!

浪川「これからも声優としてやっていくのはもちろんですが、ユニットとしては何でもいろんなことに挑戦していきたいですね。Uncle Bombのいろんな可能性を知ってもらいたいです。僕たちには、いい意味でプライドみたいなものがなくって挑戦できる力があると思うんです(笑)」

吉野「そして一番は、いつも応援してくださる皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、これからもいろんなことに挑戦することによって、もっといろんな人にUncle Bombを知っていただければ嬉しいです」

文=永田正雄 HOMINIS