ピエール瀧おじぎ、田口淳之介は土下座…沢尻被告は書面のみの一方 保釈で姿見せる芸能人も

引用元:中日スポーツ

 麻薬取締法違反罪で起訴された女優の沢尻エリカ被告(33)は6日、勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈されたが、車に乗車したままで言葉を発することなく裏口から同署を後にした。

【写真】沢尻被告コメント全文

 沢尻被告はこの日午後7時24分ごろ、東京湾岸署の地下駐車場で黒のワンボックスカーに乗車し署を出た。後部座席は黒いカーテンで仕切られ、逮捕後初となる姿は見られなかった。沢尻被告を乗せた車を先頭に、弁護団や事務所関係者の2台を加えた3台が連なった。200人以上の報道陣が待ち構え、追跡するとみられるバイクも8台エンジンを吹かせた。無数のカメラのフラッシュがたかれ、報道陣から「沢尻さ~ん、ひと言お願いします」などの声が飛んだが、車は止まることなく同署を後にし、都内の病院に入った。

 逮捕・起訴された芸能人が保釈される場合は報道陣の前で頭を下げ、ひと言謝罪の言葉を述べることも多い。今年、麻薬取締法違反罪で起訴されたテクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧(52)は、やはり東京湾岸署から保釈される際に「私の反社会的行為によりご迷惑とご心配をおかけしてしまいました」と謝罪した上で約30秒間、頭を下げた。

 大麻取締法違反(所持)の罪で起訴されたタレント田口淳之介(34)は、保釈時に報道陣の前で土下座して謝罪の気持ちを表した。スーツ姿で約20秒間、頭を地面にこすりつけ驚かせた。

 沢尻被告は保釈後、事務所を通じコメントを発表。関係者やファンに謝罪した上で立ち直ることを約束した。同被告は弁護団と今後の方針を含めた面談をするとみられる。また、関係者によると病院で更生プログラムを受ける計画もあるという。