北島三郎、骨折からの復調アピール「だいぶいい状態」

引用元:オリコン
北島三郎、骨折からの復調アピール「だいぶいい状態」

 演歌歌手の北島三郎(83)が21日、都内で行われた『第56回日本クラウンヒット賞』贈呈式に出席。昨年11月20日に自宅で転倒し、左足の指5本と右足の指2本を骨折していた北島だが、「だいぶいい状態」と復調をアピールした。

【写真】盾を掲げ…贈呈式に登場した純烈

 現在はつかまり立ちの状態なら歌うことができると言うが、「お客様には『みっともない格好をして申し訳ないですけど、一生懸命歌いますから』って(言っている)。お医者さんには絶対に倒れないよう、転ばないよう注意されてる」と現状を説明した。

 これまで骨折したことがないそうで「いろんな手術はやってるけど、まさか。80を超えると骨も少し弱くなってきている。気をつけないといけない」と気を引き締めた。またこの骨折をきっかけに「プロとして心配を掛けることはしちゃいかんな」と学んだそう。「それでも『頑張って歌ってるな』と分かってもらえればいいかな」とにっこり笑顔を見せた。

 現在流行している新型コロナウイルスについて質問が及ぶと、「喉は商売道具。一番大事ですから、風邪をひかないように。今のウイルスの影響があるといけないからマスクをしている」と明かした。

 同贈呈式は毎年、同社の業績に大きく貢献した作品を表彰する場。今年は北島のほか、鳥羽一郎、三山ひろし、純烈、predia、海蔵亮太など、ジャンルを超えたアーティストが一堂に会した。

 授賞式に出席する喜びについて「頑張ってきたみなさんのご支援のおかげで立たせてもらった。まずは『ありがとう』と言いたい。今年もできることならこの勢いで頑張りたい」と感謝を述べた。