カラテカ矢部「大家さんと僕」大家さんが大好きだったNHKでアニメ化

 2016年から「小説新潮」に連載したカラテカ・矢部太郎(42)の漫画家デビュー作「大家さんと僕」がNHKでアニメ化されることが21日、分かった。3月2~6日、総合テレビで5夜連続(後11・45~11・50)で放送される。

 東京・新宿区の外れの一軒家で、1階に住むおばあちゃんの大家さんと矢部とのほのぼのとした日常を温かく描いた大ヒット漫画。続編「大家さんと僕 これから」を含むシリーズ累計売上は120万部を突破。18年4月には第22回手塚治虫文化賞短編賞に輝いた。今回、大家さんが大好きだったというNHKによるアニメ化、放送が決まった。

 シンガー・ソングライターの矢野顕子(65)が主題歌「大家さんと僕」を書き下ろし。矢部は「アニメ『大家さんと僕』が皆さまの中でいつまでも続く5分間になったらいいなあと夢見ています。矢野顕子さんの曲は、聴いた瞬間に魔法がかかりました。頭を少しぼんやりさせて聴かないと魔法にかかってしまうので、気をつけて聴いています。それでも、またいつのまにか魔法にかかってしまいます」とコメントした。