間宮祥太朗と本郷奏多らが「気持ちいい」?『麒麟がくる』新キャスト発表

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
間宮祥太朗と本郷奏多らが「気持ちいい」?『麒麟がくる』新キャスト発表

 大河ドラマ『麒麟がくる』は19日、ユースケ・サンタマリア、間宮祥太朗、本郷奏多、安藤政信の4名を新たな出演者として発表した。4人は第18回の越前編から登場する。同日、渋谷のNHKで、明智光秀を好演している長谷川博己も加わって取材会が行われた。

「長谷川君が苦虫をかみつぶしたような顔をしていて」

 順番に意気込みを語るなかで、間宮は「心が晴れ晴れした気分」。

 光秀のいとこにあたる明智左馬助(秀満)を演じるが「去年の11月から撮影に参加していて、約3カ月ぐらい名前が伏せられたまま過ごしてきた。ようやく発表できて、心が晴れ晴れした気分」と、清々しい表情。そのうえで、「長谷川さん演じる光秀についていこうと思っています。役どころもそうですけど、右も左も分からないなかで長谷川さんにいろいろ教えていただきながら、精一杯ついていければ」と、意気込んだ。

 一方、近衛前久を演じる本郷は「さぞ、気持ちがいいんだろうな」。

 指名されて「そうそうたるメンバーのなかに、おじゃまさせていただいて、非常にありがたいな、うれしいなという気持ち」とあいさつを始めるも、「前久というのは関白というポジションで、非常に偉い人物。そうそうたる皆さんが僕に対して頭を下げてくれるのはさぞ気持ちがいいんだろうなと今から楽しみにしています」とニヤリ。そのうえで「ものすごい先輩がたの中に交わらせていただくので胸を借りる気持ちで、迷惑をかけないように頑張りたい」と、やる気を見せた。

 この日発表された4人は全員が初の大河ドラマに出演。越前を支配する戦国大名の朝倉義景を演じるユースケ・サンタマリアは「手応えがあった」よう。まだ撮影は1日しただけだというが、「長谷川君におんぶにだっこ。その割に話しているのは僕だけ。上から光秀に言うシーンばかりで、長谷川君が苦虫をかみつぶしたような顔をしていて、僕の言うことを全部聞く。確かに気持ちいいよ(笑)」。

 安藤は柴田勝家役。「大河っていうのは、役者にとっての戦場であり成長の場所」だとしたうえで、厳しいだろうと予想していた所作の指導が15分ぐらいで「完璧」とのコメントで終了したと語り、「撮影が本当に心配。自分だけ動きがおかしかったらどうしよう……」と心配顔だった。

 座長として大河ドラマ出演におけるアドバイスを聞かれた長谷川は「アドバイスなんてできる身分ではない」としたうえで、「とにかく気負うことなく存分にやられたらいい。間宮君が所作のことを言っていたけれど、(自分も)あまり深く考えていない。言われたことは聞いておくけれど違うことをやったりもする。明智光秀は主演でありながらも受けの存在。遠慮はいらないので、存分にやっていただきたい。しっかりと受け止めたい」。

 4人に加え、源応尼(華陽院)演じる真野響子、門脇麦演じる駒の運命を変える芳仁役でベンガルの出演も発表された。

『麒麟がくる』は、毎週日曜NHK総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時からで放送中。再放送もある。