引用元：スポーツ報知
テレビ大阪の紀行番組「おとな旅あるき旅」（土曜・後６時３０分）の３月７日放送分「奈良９０分ＳＰ」のロケが１９日、奈良市内で行われ、女優・泉ピン子（７２）と歌手・坂本冬美（５２）が、ＭＣを務める俳優・三田村邦彦（６６）とともに古都を満喫した。
ピン子と坂本は昨年５月のスペシャル版に続く２度目のゲスト出演。ピン子は奈良を訪れるのは人生で初めてといい「サスペンスドラマでも（撮影は）京都まで。『奈良殺人事件』ってないのよね。本当にシカがいっぱいいた。（東大寺の）大仏様がデカかった」と感嘆した。
新型コロナウイルスの影響で中国からの観光客が減ったためか「本当は人出がすごいのよね。でも奈良はとても静か」と気に入ったようで「申し訳ないけど、京都よりいいかな。スイーツがうまい。イチゴフルーツサンドの安いこと！ 楽しかった」。土産ものも買い、「財布を気にしないことが『おとな旅』」とご満悦の様子。
一方で、ロケではピン子流の歯に衣着せぬ部分もあるようで、三田村は「おいしくないものをおいしいと言わないよう、正直に言わなきゃな、と思っているので、昨年、ピン子さんにお会いして『これが基本だ』と目が覚めた。ストレートな心を持たなきゃいけない。放送する、しないは局次第」とストレスフリーなロケだったと明かした。
自由気ままに店をのぞくピン子と同様、坂本も旅でのびのび。冬の時期は、のどへの影響も考えて酒を飲まないそうだが「解き放たれたように日本酒をいただいた」と笑顔。奈良と隣接する和歌山出身だが「和歌山にも世界遺産はあるのに、宣伝が下手。観光地としては、奈良に負けていると認めざるを得ない。柿は勝っているかもしれないけど」と苦笑いしていた。 報知新聞社
