作品賞「翔んで埼玉」 武内英樹監督、埼玉県民に感謝「寛大な心を持った人が多い」

作品賞「翔んで埼玉」 武内英樹監督、埼玉県民に感謝「寛大な心を持った人が多い」

 ◇第62回ブルーリボン賞授賞式(2020年2月18日 東京・内幸町イイノホール)

 作品賞は興行収入37億6000万円と大ヒットした「翔んで埼玉」。羽織はかまで登壇した武内英樹監督(53)が賞状を受け取った。

 東京都民との格差など埼玉県民を徹底的にコケにする内容のため、製作が頓挫しかけたことも。武内監督は「埼玉県の人から“どんなにディスられてもいい。注目されたいんです”と声援を頂いた」と、733万9000人の県民に感謝。埼玉県だけで興収の4分の1強、約10億円を記録。「よっぽどマゾっていうか、寛大な心を持った人が多い」と“埼玉県民気質”を分析した。