加山雄三の新曲制作はチルドレン、さだまさし「光栄の極みです!」

 11月8日に軽い脳梗塞を発症した歌手で俳優、加山雄三(82)が、同25日に行われたフジテレビ系「2019 FNS歌謡祭」の第2夜(11日放送、後7・0)の収録で仕事復帰したことが2日、分かった。来年迎える芸能生活60周年を記念して結成した豪華ミュージシャンによる大型バンド、加山雄三&The Rock Chippersとして出演。サンケイスポーツで復帰後初の取材に応じた加山は「感謝の気持ちで生きていきたい」としみじみ語った。

 10年前にザ・ヤンチャーズの楽曲「座・ロンリーハーツ親父バンド」に続いて作詞を担当したさだまさし(67)は「加山チルドレンの1人として光栄の極みです! 『音楽家の魂を加山さんにささげる』そんな思いで書きました」と熱い思いを吐露。作曲の高見沢俊彦(65)は「『若大将エレキサウンド復活』を掲げ制作しましたが、レコーディングでも加山さんの驚異的なパワーは健在! ロックチッパーズの諸先輩方と奏でる『永遠の若大将賛歌』をご堪能ください」と胸を張った。