人気声優・寺島拓篤「俺、こんなふうに思われているの!?」リスナーの“寺島拓篤像”に困惑

引用元:TOKYO FM+
人気声優・寺島拓篤「俺、こんなふうに思われているの!?」リスナーの“寺島拓篤像”に困惑

声優・アーティストとして活躍する寺島拓篤が、3月まで期間限定パーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「THE QUARTER~寺島拓篤の勝手にASSEMBLE~」。2月11日(火・祝)の放送では、リスナーが望む“バレンタインデーにチョコを渡した彼から言われたいセリフ”をお芝居する「勝手にバレンタイン企画」をお届けしました。

今では、声優としてモテモテのイケメンを演じる機会も多い寺島ですが、学生時代は「1度も(バレンタインチョコを)もらったことがありませんでした。マジで。毎年、下駄箱の前ではドキドキしたけど(笑)、そういうのを体験してみたかったな~、高校時代とか中学時代に」と、意外な過去を告白していました。

ここからは、番組に届いた「あなたがチョコをあげたときに返してほしいセリフ」をリスナーが望むキャラクター&シチュエーションを、寺島が声の演技でお届け。感想コメントとともにご紹介します。

◆設定:いつも明るいクラスの人気者の犬系男子。私と彼だけがいる放課後の教室で……。
セリフ:「え!? 俺にくれるの!? ありがとう! 俺、恥ずかしいんだけど、女の子にチョコレートもらったの初めて……なんだよね、だからすごく嬉しい!! 大切に食べるね!」

「きっと、“付き合っている人いるんだろうな?”とか“私じゃダメかな?”と思って、二の足を踏んでいる女子がいっぱいいるタイプの男の子なんでしょうね。なんかほっこりしました。えー、俺もこんなふうにしていたら、(チョコ)もらえたのかな? ……もうだめだ、悲しい(笑)!」

◆設定:会社の昼休憩。誰にでも優しい頼れる同期の彼氏から、一緒にお昼ご飯を食べながら、スマートにサラッと言われたい

セリフ:「ありがとう!……ん?“手作りチョコじゃなくてごめん?”いいんだよ、忙しかったの知っているから。その気持ちが嬉しい。でも……来年はお前の“手作り”が食べたいから、予定空けておいて」

「いただきました! カッコいい! すごいね、このスマートさ。もうお付き合いしているというのもあるんでしょうけど、余裕を感じますよね。ある程度、恋愛経験がある人なんだろうな、と想像しながらやらせてもらいました。

チョコをもらえるのは嬉しいけれど、“付き合っていたら当たり前だよね”という気持ちもありつつ、“手作りじゃないのかぁ”という、一抹のさびしさを覚えるんでしょう、きっと。わかんないけど(笑)! “忙しかったの知ってるから”という気遣いも、大人ですよね。こういうことを言えるように、いつでも心の準備をしておきたいですね」

◆設定:声が低めの、冷静沈着で完璧な年上執事に、お嬢様が本命チョコを渡すが、一見相手にされない。でも実は、執事は彼女に恋心を寄せているのをひた隠しにしている。自分の気持ちをグッと抑えながら……

セリフ:「日頃のお礼のつもりでしょうが、気を使わないでください。そのような贈り物は不要です。……そうじゃ……ない? 本命チョコ? まったく、あなたは……人の気も知らないで」

「いや~。我々、一般市民からすると、ファンタジックに感じてしまう“執事と”いう存在で、恋愛の気持ちを抱かせていただきましたけれども、どうですか? 照れますね(笑)。これはもう、“乙女ゲーム”の雰囲気。

やっぱり女性は、自分に尽くしてくれる完璧な執事に憧れるのですかね。禁断の恋は燃え上がるものなんですよね、身分違いの恋とか。執事とお嬢様は恋愛してもいいんじゃないかなと思っちゃいますけどね(笑)」

◆設定:高校の部活の帰り道、“真面目くん”な後輩と2人っきりで歩いているときに……

セリフ:「あ、チョコ作ってきてくれたんですか!? ありがとうございます!……あれ、これ……先輩も、俺のこと好きだったんですね」

「ほうほう。このセリフ、いろいろ想像できるんじゃないですか?『……あれ、これ』というのも、本命であることをほのめかす何かが入っていたわけですよね。それを見て『先輩も、俺のこと好きだったんですね』は、“俺も先輩のことを好きなんですよ”なのか、“他にも俺のこと好きな人がいるけど、先輩も?”なのか。そこで雰囲気はだいぶ変わってきますよね!

他にも、本命チョコをくれた子がいてのセリフだとしたら、こいつモテるなぁ。でも違うと信じたい。“俺も先輩のこと好きだよ”という意味合いでしょうね。彼は真面目だから、この後『俺のこと好きだったんですね……いや、今のは、その……ホワイトデーまで待っててください』みたいなことが、追加であるんじゃないですか? かわいい~! そっちであってほしい。だって真面目くんだもん。キュンとしますよね。これはいいですね~」

◆設定:学校の体育館裏で、寺島拓篤さんみたいな人から、寺島拓篤さんみたいな雰囲気で言われたい

セリフ:「俺なんかがもらっていいの? ありがとう。もし良かったら、このまま付き合っちゃわない? なんてね」

「え? “僕みたいな雰囲気で、僕みたいな人”ってことは、俺、こういうふうに思われてるってことですか!? もっと台詞っぽいほうがいいのかな!(……と、先程のセリフをイケメン風に言い直すが、)でも、これも俺じゃないよ、たぶん(笑)。寺島拓篤がみんなにどう思われているかが知りたくなったので、“あなたが思う寺島拓篤”をメールで送ってください。現実とのギャップに、すごくびっくりしています(笑)」

(TOKYO FM「THE QUARTER~寺島拓篤の勝手にASSEMBLE~」2020年2月11日(火・祝)放送より)