鈴村健一“冬の田んぼアート”に感動「緻密に計算されて作られていると思います」

引用元:TOKYO FM+
鈴村健一“冬の田んぼアート”に感動「緻密に計算されて作られていると思います」

声優としても活躍中の鈴村健一と、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。この記事では2月17日(月)の放送から、JA全農がお送りする「TODAY’S AGRI NEWS」で取り上げた青森県・田舎館村の恒例イベントを紹介しました。「TODAY’S AGRI NEWS」では、毎朝「日本農業新聞」から、気になる話題をチェック。誰かに話したくなるトリビアはもちろん、日本の未来にもつながるフレッシュな話題まで、日本の農業の“いま”を、産地直送しています。

今回ご紹介したのは、青森県田舎館村の水田に突如出現した“冬の田んぼアート”。お米の生産が盛んな田舎館村の水田に、毎年冬に“巨大な幾何学模様”が現れます。実はこれ、地元住民の方々が雪を踏み固めて作る田んぼアートなのです。冬場にも農村を訪れてもらおうと、「冬を楽しむ、雪と遊ぶ」をテーマに2016年から始まったイベントで、今年のお題は「輝く冬空の銀河」。

およそ1ヘクタールの水田をキャンバスに、流れ落ちる彗星や輝く星などを、雪の上を歩くためのスノーシューで踏み固めて描いていき、およそ6時間で完成したということです。暖冬で雪が少なく、制作が危ぶまれていましたが、無事に幻想的な模様が浮かび上がり、観光客を楽しませたということです。

鈴村は「田舎館村は、田んぼアートの発祥の地とも言われていまして、同じ水田を使った、夏と冬の田んぼアート。つまり二毛作をしているということなんです。どれくらいの大きさなんでしょうね。きれいですね、見てみたいです。すごく緻密に計算されて作られていると思います」と新聞に掲載された写真を食い入るように見ていました。

また、2018年6月から始まったお知らせコーナー「前へ前へ、全力農業」では「農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち」として、全国各地のJAの組合長・理事長自らが出演。今回の放送でなんと200人を超えました。農産物の生産コストの低減や販売力の強化、地域社会の振興など、力を注ぐ自己改革の取り組みを発信しています。今回は青森県「JA津軽みらい」の組合長・山内敏さんの話を伺いました。

「青森県『JA津軽みらい』は主要農産物であるリンゴの輸出拡大に力を注ぎ、生産者の所得向上を目指しています。台湾・香港を中心にベトナム・タイ・マレーシア・シンガポールと、リンゴの輸出は順調に拡大しています。輸出先からの要望もあり、農業生産工程管理のグローバルキャップも取得しました。

あらたな試みとして、東北有数のミニトマト生産も目指しています。リンゴと米を組み合わせた複合経営や新規就農者の加入もあって、ミニトマトの販売額は年々増加しています。消費者の皆様から本当においしいと評判の津軽の桃と合わせて、ぜひご賞味ください」

農業の世界で、新たな改革に取り組む挑戦者たち――。これからも産地の声を広く発信し「生産者と消費者を安心で結ぶ懸け橋」の役割を果たしていきます。

(TOKYO FMの番組「ONE MORNING」2月17日(月)放送より)