『NSC卒業ライブ』ゴヤが頂点 ダブル早稲田の高学歴コンビがV「おじいちゃんになっても漫才を」

引用元:オリコン
『NSC卒業ライブ』ゴヤが頂点 ダブル早稲田の高学歴コンビがV「おじいちゃんになっても漫才を」

 NSC(吉本総合芸能学院)東京校25期生の卒業ライブ『NSC大ライブ TOKYO 2020』が17日、都内で開催された。卒業生120組が1年間の集大成を見せる中、Bりょう(佐藤遼/25)、山路亮太郎(24)からなるコンビ・ゴヤが頂点に立った。

【写真】ガッツポーズで優勝を喜ぶゴヤ

 Bりょうは早稲田大学文化構想学部卒で、山路は早稲田大学教育学部中退という高学歴コンビ。120組の中から予選、本戦ともに1位で、そのまま見事に優勝を掴み取った。山路は「1ヶ月ぐらい、このライブのことしか考えられなかった。やっとホッと一息」と胸をなで下ろしながら「これから大マジメなこと言います。頑張ります」とストレートな表現で飛躍を誓った。

 相方のBりょうは「僕はネタを書いていないんですけど、この1ヶ月はいっぱいバイトしました」と話したが、山路は「これでお金をくれたらいいんですけど、もらってない。意味ない。働いていただけ」と暴露して笑わせた。

 大学のお笑いサークルで出会い、『NSC大ライブ TOKYO 2018』優勝者の令和ロマン(当時は魔人無骨)に誘われてNSC入り。すでにコンビ結成4年ということもあり、他を寄せ付けない強さを見せた。決勝のMCを務めたバッファロー吾郎の竹若元博は「落ち着いてましたね。貫禄が出てます」と評価した。

 目標は「子ども番組のMCをやりたい。千鳥さんみたいになりたいです」と声をそろえる。山路は「『天才てれびくん』に出たい。ずっと、それで育ってきているので」と話せば、Bりょうも「山形出身なんですけど、東京の収録にどうやって通ったらいいのかを親に相談していました」と根っからのてれび戦士であることを明かした。将来像もイメージし、山路は「仲良くやっていきたい。ずっとゲラゲラと」と語り、Bりょうも「おじいちゃんになっても漫才を続けられるコンビになれたら」とうなずいた。

 また、親類に有名人がいるか問われると、山路は「著名人ではないんですが、大おばが西川ヘレンさんの絵の先生やってました。名字が横山なんですが、入院したときに横山の病室に西川家から花が来て、ややこしくなったみたいです」と小ネタ入れて、報道陣を笑わせた。

 副賞として、3月19日に北沢タウンホールで単独ライブを行うことも決定した。