弁護士・三輪記子さんは“浮気率6割” 独身時5人交際し3人と【最低の恋愛 最高の恋愛】

弁護士・三輪記子さんは“浮気率6割” 独身時5人交際し3人と【最低の恋愛 最高の恋愛】

【最低の恋愛 最高の恋愛】

 三輪記子さん(弁護士・43歳)

 ◇  ◇  ◇

 ワイドショーのコメンテーターなどタレント業も忙しい弁護士の三輪記子さん。結婚5年で1児の母だが、過去は自由な行動で自らがサイテー女(?)に……。サイコー男は面白くてアドバイスをくれる夫という。

 私自身は男性に対してはおとなしいタイプではなかったですね。何人か付き合ってきた期間で浮気しなかった方が少ないです。30代後半で夫と出会ってからは浮気してないですけど、結婚するまでに付き合った5人のうち、3人との時は浮気してます。浮気率6割。

 浮気ってしたくてするものではなく、雰囲気で流されてやってしまうものだと思うんです。「付き合っている人がいるけど、ま、いっか」という感じで。私は30代でやっと弁護士になるまで時間がかかったし、20代の頃は将来が不透明過ぎて不安が大きく、ちょっと退廃的でもありました。とくにお酒を飲んでいるシチュエーションでは。

 浮気して彼氏にバレても、なんとも思わなかったんですよ。異性にマジメさが欠けていたかも。「バレたらどうしよう」という気持ちもなく「バレてもいいや」くらいに投げやりでしたね。いっそバレた方がスッキリする(笑い)。当時はそもそも浮気が悪いと思っていなかったかもしれません。

 大学の頃ですけど、地元の京都の女友達が遊びに来て、一緒に飲んだ帰り道、店にいた男がついてきたので、私は部屋に連れて帰っちゃったんですよ。3人で私のワンルームに入り、友達がベッドで寝てるのにその男と床でイチャつき、エッチしちゃった。実は友達は起きていたらしく、20年以上過ぎた最近「フサちゃんてあの時さぁ」とその出来事を言われました。私は忘れていたのに、その子には衝撃だったらしい(笑い)。

■夫は出演番組を全部チェックしてアドバイスを

 弁護士になってからテレビに出るようになるまでは退廃的でした。やがて夫(作家の樋口毅宏氏)と出会い、結婚と出産。私のサイコー男は夫ですね。私が付き合う人に求めていたのは「面白さ」。夫は芸人の面白さではなくて、私の感性での「面白い人」。説明が難しいけど、自分の世界を持ってる天然な人です。

 夫の仕事が不安定だからギャンブルみたいな結婚でしたけど、家事全般や子育てをやってくれるし、私の仕事も応援してくれる。

 弁護士業について彼は知らないから、何も言わないけど、私の出演番組はすべてチェックしてアドバイスをくれます。コメンテーターって、同調すべきところじゃないのに、思わず「うんうん」とうなずいてしまう時がある。そういう日には「うなずいただけで、テレビを見てる人はフサコがその意見に賛同したって思う。自分が賛同できない意見をだれかがした時は、首を振るとかジェスチャーだけでも意思表示しなきゃいけないよ」と言ってくれて、助かります。「あいつにはもっと言ってやれ!」とか、過激なアドバイスは聞かないようにして(笑い)。

 面白い小説や映画など最低限必要な文化的な作品は夫に教わり、チェックしてます。マイナス面もありますけど、家事、アドバイス、情報……と夫は総合的にサイコー男。

 過去に付き合ってサイテー男だったのは私個人を見ずに、「女なんだからこうしろよ」と言う人。そういう人はジワジワといろんなことを強要してくるんですね。長く付き合った人はお母さんの存在が大きく、私がご飯を作ってあげたりしなかったので、「うちのオカンの朝ご飯はすごかった! フサコは朝ご飯とか作ってくれるの?」と言われて。一般論として、マザコンが強めも困りますね。

 結婚してまだ5年、夫とはずっと続いていければいいと考えてます。私が退廃的な頃に戻らなければ(笑い)。

 (聞き手=松野大介)

▽みわ・ふさこ 1976年10月、京都市出身。東京大学法学部卒、立命館大学法科大学院卒。2010年に弁護士に。「キャスト」(朝日放送テレビ)、「アッコにおまかせ!」(TBS系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)などでコメンテーターとして出演中。