松本人志、やらせ疑惑に「局の方針なんでしょうね」

ダウンタウン松本人志（56）が16日、レギュラーを務めるフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前10時）に出演し、「週刊新潮」で報じられたテレビ朝日系バラエティー「10万円でできるかな」の宝くじ企画のやらせ疑惑についてコメントした。

やらせが指摘されたのは10万円分の宝くじを買ってどれだけ当選するかを検証する人気企画で、実際は10万円以上の金額が投入されていたというもの。テレビ朝日はこれを否定している。

ゲストの古市憲寿氏（35）はやらせと演出の境界線について「収録のバラエティーでなかなか面白くなくて、長回しするのはやらせじゃないのか。その境界線って難しくないですか。そんなに言わなくてもいいんじゃないか」と完璧を求める風潮に疑問を述べた。松本もこれに同調し、「『ダウンタウンDX』ってほぼ完パケ。浜田が振ってきたときすべれない。カットがないから」と苦笑した。

ほかに、深夜放送時代のキノコ栽培企画で、スタッフがスーパーで購入したキノコを「接着剤で地面に貼り付けて栽培したかに装った演出」があったと指摘。テレビ朝日はこれについては認めて謝罪した。古市氏は「時代としては本当のものしか許されなくなってますよね」とコメント。松本は「この番組はこのまま続いていくんだと思う。いろいろあった『イッテQ！』も続いているし。これで終わらされたのは（自分が出演していた）『クレイジージャーニー』だけ。やりすぎてないよ！今までで一番ゆるかったと思う。でも局の方針なんでしょうね」と残念がった。