チョコンヌ新喜劇にあのネタあのキャラ続々、盛りだくさんの約5年ぶりライブ盛況

チョコンヌ新喜劇にあのネタあのキャラ続々、盛りだくさんの約5年ぶりライブ盛況

チョコレートプラネットとシソンヌが昨日2月14日、ユニットライブ「チョコンヌ2020」を神奈川・神奈川県立音楽堂で開催した。

【写真】チョコンヌ新喜劇のひと幕。松尾の横領が発覚し、旅館は閉店の危機に。(メディアギャラリー他15件)

約5年ぶりとなった今回のライブで、4本の新作コントと吉本新喜劇にならったコメディを披露したチョコンヌ。さらに幕間には撮り下ろしの映像を上映したほか、「チョコンヌラジオ」と題したたわいないトークで終始ファンを楽しませた。

いじめをスポ根ドラマ仕立てにしたコントでは4人が小学生に扮し、いじめられっ子であるはずのシソンヌ長谷川がいじめっ子になりきれない3人に対して熱血指導。“いじめ”で全国を目指すという壮大な目標に向かって大声を出し、真剣に長谷川の家の鍵を取り上げる彼らのとんちんかんな姿に観客は笑いを耐えきれない。

地方の小さな店から大規模チェーンへと発展し、ついに100号店まで到達したうどん屋「このうどんが目に入らぬか」のファン感謝イベントを舞台にしたコントは客席を巻き込んだショーのような展開に。うっかり電車を寝過ごしてしまい立ち寄った駅「ちんぽこ4丁目」で繰り広げられる人間模様や、フラッシュモブの意思疎通がまったくうまくいかないプロポーズを描いたコントにも大きな笑いが起こった。

閉店の危機にある旅館を舞台にした「チョコンヌ新喜劇」には、シソンヌじろうの川嶋佳子や野村くん、チョコプラのTT兄弟、チョコプラ長田の氷室やマインドスキャナーSHOGO、松尾のIKKOやMr.ビーンなど、おなじみのキャラクターが惜しみなく登場して喝采を浴びる。「邪魔するでー」と入ってきた野村くんに従業員の長谷川が「邪魔するなら帰ってー」と返すと、野村くんは「なんでだよ!」と激怒。久々の楽しさからか、予定よりも大幅に時間オーバーしてしまった2組はエンディングを駆け足で終わらせ、今後の活動にも期待してほしいと呼びかけてライブを締めくくった。