今井翼が歌舞伎で復帰「ウズウズしていました」

一昨年9月にジャニーズ事務所を退所した今井翼（38）が13日、徳島・大塚国際美術館で、第10回システィーナ歌舞伎「NOBUNAGA」に出演し、仕事復帰した。

舞台は、親交のある歌舞伎俳優片岡愛之助（47）が近年、ライフワークとする主演作。今井は、宣教師役で出演し、この日、同館で初日を迎えた。

今井は「新たなスタートを切ることができました。（開幕へ）ウズウズしていました」と言い、無事に幕開けを終え、満面の笑み。稽古は「1週間ほど。これまでに経験ないスピーディーさ。楽しくできました」とし、充実した様子で話した。

その今井を迎えた愛之助も「翼君の新たな出発と、10年目の節目が迎えられた」と喜んだ。

今井は滝沢秀明氏（37）と「タッキー＆翼」として活動していたが、17年9月にグループの活動を休止。一昨年9月にユニットの解散と、事務所退所を発表し、メニエール病の療養などに専念していた。

昨年11月になって、公式インスタグラムを開設。愛之助の主演舞台から、活動再開することを発表した。

今井は14年10月、大阪松竹座で、愛之助の「GOEMON　石川五右衛門」に出演。歌舞伎デビューを果たしており、以来、愛之助とは公私ともに付き合いを深めている。

今年10月の大阪松竹座公演「十月花形歌舞伎『GOEMON　石川五右衛門』」へも、出演が決まった。