「EBiDAN」が卓球ドラマ…新プロジェクト第1弾、日テレ系4月スタート

引用元:スポーツ報知
「EBiDAN」が卓球ドラマ…新プロジェクト第1弾、日テレ系4月スタート

 大手芸能事務所・スターダストプロモーションに所属する若手俳優集団「恵比寿学園男子部(EBiDAN)」の新プロジェクトが始動することが12日、分かった。4月から日本テレビ系深夜ドラマ「FAKE MOTION ―卓球の王将―」(放送枠未定、関東地区)がスタート。その主題歌「FAKE MOTION」(4月1日発売)を務めることも決まった。年内にさまざまな発表が控えており、飛躍の年になりそうだ。

 EBiDANは、リョウガ(25)らの超特急、北村匠海(22)らのDISH//、佐野勇斗(21)らのM!LK、古川毅(19)らのSUPER★DRAGONら総勢60人ほどで構成されたアーティスト集団。イケメン、個性派、演技派―。多種多様な若手俳優陣が2020年に大きなうねりを起こす。

 その第1弾がオリジナル脚本による連ドラ。20XX年、空前の卓球ブームに沸き、物事の優劣を決めるのは勉強やケンカの強さではなく、なんと“卓球の勝敗”。卓球ランクが下位の高校は、上位校に絶対服従という「卓球戦国時代」の東京を舞台に、壮絶なピンポンバトル、熱い友情と絆を描く。

 全国優勝を目指す恵比寿長門学園を軸に、完全無欠の王者・薩川大学付属渋谷高校、凶悪な不良高校でダークホースの一角・都立八王子南工業高校が絡み合うストーリー。エビ高卓球部の高杉律(佐野)、桂光太郎(古川)、松陰久志(北村)は肩身の狭い思いをする全校生徒の自由を取り戻すため奮起する。

 佐野は映画「ミックス。」(17年)で卓球経験があったが、他のメンバーは撮影1か月前から猛練習。空き時間が少しでもあれば、卓球に取り組んだ。佐野は「EBiDANが好きな方、卓球を好きな方にも楽しんでいただける」と自信。北村は「EBiDAN初の試み。応援してくれている皆さん、これで初めて僕らを知る方もいると思う。一つの青春ドラマとして楽しんでいただけたら」と話した。古川も「先輩後輩のEBiDANと芝居をすることで、普段とは違う形で作品を作れました」と刺激を得た様子だ。

 主題歌も担当し、佐野、古川、北村、松尾太陽(たかし、23)、森崎ウィン(29)、板垣瑞生(19)による特別ユニット「King of Ping Pong」名義で「FAKE MOTION」を歌う。マルチクリエイター・まふまふのプロデュース。卓球の効果音を取り入れた臨場感あふれるサウンドに仕上がった。今後も、さまざまな展開が控えており、EBiDANがエンターテインメント界の台風の目となりそうだ。

 ◆駆け引き意識

 主題歌について、まふまふは「勝負の駆け引き、対人関係の駆け引きが大切になってくると思い、そちらを意識して書かせていただきました」とコメント。恵比寿長門学園のテーマソング「疾風迅雷」も手掛けた。漫画家・おげれつたなかがキャラクターデザインを担当。「魅力あるキャラクターと音楽、卓球、どんな展開になっていくのか楽しみ」と期待を寄せた。 報知新聞社