浜辺美波、一人芝居で「ヘンゼルとグレーテル」 Eテレで放送

引用元:オリコン
浜辺美波、一人芝居で「ヘンゼルとグレーテル」 Eテレで放送

 NHK・Eテレで放送される『おはなしのくに』(毎週月曜 前9:00~9:10)に、女優の浜辺美波、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次、ミュージシャンで俳優の浜野謙太が出演。それぞれ海外の名作を一人芝居で紹介する。

【写真】日サロで準備したロバート秋山の「はだかの王さま」

 『おはなしのくに』は、幼稚園・保育所~小学校3年生向けに、読み聞かせや読書の楽しさを伝える番組。1990年(平成2年)の放送開始から30年目を迎える、
学校放送番組で一番の長寿番組。「定番の昔話や名作を知らない」「読んだことがない」という子どもが増えているという学校現場での声に応え、これまで放送してきた日本の昔話シリーズに続き、今年から“海外の名作シリーズ”がスタートする。

 2月3日にロバート秋山による「はだかの王さま」(アンデルセン童話)、2月17日に浜野による「ブレーメンのおんがくたい」(グリム童話)、3月2日に「ヘンゼルとグレーテル」(グリム童話)がそれぞれ初放送される。

 「ヘンゼルとグレーテル」の妹のグレーテルが、恐ろしい魔女と対峙する場面で、迫真の演技を見せる浜辺。彼女が演じるグレーテルが成長していく姿は一つの見どころとなる。チョコレートやクッキーで飾られたお菓子の家のシーンにも心躍る。

 浜辺は「幅広い年齢とキャラクター設定の役を一度に演じることは初めてだったので新鮮でした! 知っていた物語をもう一度考え直すことにより新しい発見があって、たくさんの物語を読み返したいなと思いました」と、コメントしている。

「はだかの王さま」の秋山は、「普段から裸になる自分としてはぴったりなお話でうれしかったです。昔から見ていた番組なので、一生懸命挑みました。収録前日に日焼けサロンにも行っておきました。ご家族でご覧になっていただけるとうれしいです」とコメント。ペテン師のうまい言葉に惑わされる王さまの心情を、表情だけで見せたり、大臣や家来から町の人々まで、大勢の役柄を演じ分ける唯一無二の“秋山ワールド”が楽しめる。

 「ブレーメンのおんがくたい」の見どころは、飼い主に捨てられたロバ、犬、猫、オンドリの4匹の動物たちの演じ分け。4匹が協力して、どろぼうを追い払うシーンに注目だ。また、ミュージシャンでもある浜野が、劇中で歌とトロンボーンの演奏を披露。「子どもたちには、単純に笑ってもらえたらうれしいです。なかなかブレーメンへ行かないところや、動物がタワーになって脅かすところ、どろぼうがびびりすぎて間違えまくるところをおかしなこととして笑ってほしい。昔話の教示的な雰囲気を超越して笑えるものになっていたらいいなと思います」と伝えている。