大竹しのぶ、30周年の朗読劇「ラヴ・レターズ」に「感慨深い」

引用元:スポーツ報知
大竹しのぶ、30周年の朗読劇「ラヴ・レターズ」に「感慨深い」

 女優の大竹しのぶ(62)が12日、1月に新装オープンした東京・渋谷のPARCO劇場で朗読劇「ラヴ・レターズ ~こけら落としスペシャル~」に松重豊(57)らと出演した。

 男女の間で交わされる手紙を読む形の朗読劇。1990年の初演以来、同劇場を代表する人気演目として30周年を迎える。役所広司(64)と組んで90年の第1回の舞台に立って以来、節目で出演してきた大竹は公演前の会見で「感慨深いですね。やっぱり年はとるんだな」と冗談交じりに思いを明かした

 その場限りのライブ感を提供するため「稽古は1回限り」が鉄則。大竹は「その時に感じた感情を大事に、今日しか成立しないものを見せたい」と意気込み、松重も「師匠の蜷川幸雄さんの教えで稽古の時にセリフを覚えていて当たり前だと思っているので、お客さんの前で本を読むのは恥ずかしい。役者にとっては残酷だけど、お客さんにとっては面白いのかな」と心境を語った。

 16日は井上芳雄(40)と坂本真綾(39)、21日は市村正親(71)と草笛光子(86)、23日はリリー・フランキー(56)と橋本愛(24)、25日は加藤和樹(35)と愛加あゆ(32)が出演する。 報知新聞社